ここから本文です。

「すくみズ!」のレビュー

銀

すくみズ!

先生!スクール水着の魅力がわかりません!

レビュアー:オペラに吠えろ。 LordLord

スクール水着の魅力がわからない。
そんなことをわたしが言うと、一部の紳士諸君は身を乗り出すようにして「それはね! それはね!」と語りだしたりすることもあるのですけれど、あ、ノーサンキューなんで。別に求めているのはそういうのじゃないんですよね。っていうかツバが飛んでますよ? みたいな。

だから「すくみズ!」を読むことになったときも、ああまた紳士御用達の漫画がひとつ増えたのね、てかさ、最近こーゆーの多くない? ちょっと変わった設定で、萌え絵のやつ……って冷めた態度でした。

でも、読んでみると案外、面白かった。それはやっぱりギャグ漫画としての根っこがしっかりしているからだと思う。学校に水泳部を作ってもらうために一年間を水着で過ごすことになった女の子たちの話なんだけど、第2回「アダ名」なんてほとんど水着関係ないし。あと「スクール水着を着ているときのトイレはどうするのか?」っていうのは、ああ、やっぱり男子はそういうのが気になるのねーってちょっとにやにやしてしまった。

そういう意味では、この作品自体がちょっとスク水チックなところがあるのかな。スク水って見た目ぱっつんぱっつんだからすごい着にくいように思えるかもしれないけど、意外に着心地がいいっていう女の子はいたりするのね。この作品もそれと同じ。最初はちょっと引いちゃうところもあったけれど、読んでみると作品の空気感がいい。うん、それがこの作品の一番の魅力。

それに主人公たちがあまりに普通にスク水を着ているので、自然とスク水っていいなーって思いましたよ。さすがに、わたしも着てみるか……とまでは思わなかったけど。だって、まあ、わたしも実のところ、ここ数年はスク水を着ていないから捨ててしまったかもしれないし、っていうか着たことなんて生まれてから一度もないしだから持っていないしっていうかそもそも俺男だったわ。

「先生!スクール水着の魅力がわかりません!」の続きを読む

2013.07.08

「すくみズ!」のレビュー

銅

すくみズ!

考えてはいけない

レビュアー:etoile NoviceNovice

水泳部設立を目指す高校生が
プール増設の夢の為、一年間学園生活をスク水で過ごすというシンプルだが無茶苦茶な設定の物語だ。

マンガの内容としてツッコミをする前に
常に読者は「何でスク水着てるの?」という根本の大きなツッコミをせずにはいられない。

でもこの作品はきっと
スク水を着ていることに関しては
つっこんでは負けなのだ。
同じ学年なのに旧スクと新スクがキャラにゃってそれぞれ違うとかつっこんでは負けなのだ。

作中に出てくる同じクラスの男子生徒と同じ様に
そっと…じっと見守る。
本能のままに見守る。

それがすくみズ!の正しい楽しみ方なのかもしれない。

なお最前線ではまだ5話までしか公開されていない。
7月10日のコミックスの発売日ではよくある設定萌えマンガからどう差別化を図るのか。
そして15日の秋葉原でのイベントがどんなものになるのか楽しみだ。




桜さんのTwitterをみてその頑張りを見て応援したくてレビューの投稿をしました。
正式な姫として羽ばたきますよう心から願っています!

「考えてはいけない」の続きを読む

2013.07.08

「すくみズ!」のレビュー

銀

すくみズ!

嗚呼、スク水

レビュアー:AZ AdeptAdept

 私は、いわゆる旧スク水世代なわけだが、どちらかというと新スク水のほうが好きだ。理由は色々と考えられる。例えば、前垂れ部のデザインの変化や、はっきりと身体のラインがわかる素材などが挙げられるだろう。しかし、真の理由はそんなものではない。私が新スク水に惹かれるのは、今までも、そしてこれからも、決して触れることのできない禁忌性によるのではないかと思っている。この禁忌性にこそ、スク水の魅力があるのではないか。  しかし、tugeneko氏の描く『すくみズ!』はどうだろうか! 女の子たちはスク水で日常生活を送っているのだ! 禁忌性からはかけ離れているといっていいだろう。  だからといって、『すくみズ!』が魅力的ではないかというと、そうではない。スク水が当然の日常と、そこに巣くう変態達の行動は、スク水の新しい楽しみ方を提示してくれている。例えば、第5話におけるスク水のまま教室の壇上で問題を解くという羞恥心など、私は今まで考えたこともなかった。しかし、説明できない興奮を覚えたのもまた事実だ。  私にとっての『すくみズ!』は、単なる萌え要素の使い捨てではない。これまでになかった新しい価値観に気づかせてくれた、スク水界のパイオニアなのだ。

「嗚呼、スク水」の続きを読む

2013.06.22

「すくみズ!」のレビュー

銅

すくみズ!

そこにある奇跡

レビュアー:ジョッキ生 KnightKnight

 中高と男子校だったので、この年頃の同年代女子に対する過剰反応みたいなのは、全然記憶にない。
 しかし、想像はできる。もし、この状況(スク水を普段着の様に着て、授業受けてる子がいる)にいたとしたら・・・。
 理性を保てる気がしない!無理だ!
 目を血走らせ、対象をロックオン。その画像を脳内のフォルダに保存し、それを夜な夜な再生・・・。おっと、危ない。完全に暴走してしまった。
 でも、それぐらい男はエロスに従順なんです!しょうがないんです!遺伝子に刻まれた本能的な行動なんです! 
 だから、ちょっと期待しました。どんなエロスが待っているのかと・・・。

 しかし、この作品自体には、そこまでエロい要素は含まれていなかった。
 水着というと、際どいアングルだったり、食い込みであったり、何かと扇情的になりがちだが、これにはほぼ含まれていないと言っていいだろう。
 じゃあ何が大部分を占めているかと言うと、それは作者の夢だ。
 スク水着た子と一緒に授業受けたいなー、とか。
 スク水着た子が構内をうろついていたらなー、とか。
 そんな夢。希望といってもいいかもしれない。
 それが、この『すくみズ!』を形作っている。
 
 僕は作者に謝りたい。なんて汚れた目で、スク水というものを見ていたんだろうと。
 作者のこの綺麗な目、少年ような目で映し出される『すくみズ!』という世界は、ただただ、スク水に対する愛で出来ているのだ。そこに邪な感情はなく、存在することの素晴らしさ。それを教えてくれる。
 
 心が浄化された。
 ああ、そうだ。そこにあるだけで、いいんだ。
 スク水のある世界。それが奇跡だったんだ。
 ビバ、スク水。
 スク水のある世界に栄光あれ!

「そこにある奇跡」の続きを読む

2013.06.11

「すくみズ!」のレビュー

銅

青春ハンストマンガ

支援求ム!

レビュアー:やぎぽん NoviceNovice

本作品は、うら若き女子学生たちが己の身一つで、部活動に必要な設備の建設を訴える、青春をハンガーストライキに捧げた者たちの物語である。制服という学校から一方的に与えられた服装を脱ぎ捨て、各々が持ち寄った紺色のユニフォームに身を包み学校生活を送ることで、日々啓蒙活動を行っているのだ。紺色に染まる彼女たちの存在が、必要とされる施設を作らないくそったれな学校の否定であり、また新しく作ろうとしている部活動の宣伝にもなっている。その深い深い青色は、彼女たちの願いの深さを表徴しているようですらある。しかしそんな本作も、第三十回の連載をもって終了となった。彼女たちのハンストは一定の成果は得られたものの、設備が建設され部活動ができるというところまでこぎつけることはできなかった。非常に、非常に残念ではある。また本作の全回の公開も、この文章が掲載されている頃には終わってしまっている。だがしかし、彼女たちの努力を無駄にしてはならない。本年の七月には、彼女たちのこれまでの活動が収められた書籍が発売予定である。売れ行きがよければ当然、続編ということも考えられる。さすればようやく、彼女たちの活動が実を結び、必要な設備のもとで部活動が行えるはずである。その姿をようやく我々も眼にすることができるのである。なによりも、彼女たちが身を挺して行ってきた活動を無駄にしてはならない。ぜひともたくさんの方々に書籍を手にとっていただき、彼女たちの壮絶な日々を体感するとともに、彼女たちの活動の支援していただきたい。彼女たちの物語はまだ、一学期が終わった程度である。この文章を読んでいる諸君、我々の手で彼女たちに必要な設備を、彼女たちの二学期を実現させようではないか!

「支援求ム!」の続きを読む

2013.06.11

「すくみズ!」のレビュー

金

すくみズ!

梅干し的な

レビュアー:ticheese WarriorWarrior

 『すくみズ!』は水泳部の女子学生たちが常時スクール水着で学校に通い続け、プールを作ってもらおうとアピールする四ページ漫画です。私も高校生時代には学校にプールがありませんでした。なので都合十年以上はプールに浸かっていません。しかしこの漫画の学校描写は時の流れを逆行し、水泳の授業の記憶を掘り返してきます。鼻をつくカルキの匂い、普段より少しだけガードの緩くなった女子たちの肌の色、それをちら見する男子たちのぎこちない態度。たった四ページに圧縮された漫画が、ちょっとしたことでドキドキしたあの頃を思い出させ、ノスタルジックで少し照れくさい気分にさせてくれます。
 でもまあ彼女たちはプールに入っていないので、本当はカルキの匂いがしたりはしないんですけどね。tugeneko氏の筆力かスク水の魔力か。

「梅干し的な」の続きを読む

2013.05.29


本文はここまでです。