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「ミス・モノクローム」のレビュー

銅

『ミス・モノクロームさん』

がんばれアマネさん

レビュアー:牛島 AdeptAdept

 歌って踊れるアンドロイド、ミス・モノクロームさんは狂気のアイドルである。クールビューティーと形容するに相応しい姿は仮のもの、ロボット三原則もどこ吹く風、彼女は「前に出る」ためには手段を択ばない。ディストピアを支配するコンピューター様ばりの悪辣っぷりなのだ。
 ……そしてそのミス・モノクロームさんの狂気を一身に受けるのが彼女のマネージャー・アマネさんである。

 真っ先にミス・モノクロームさんの内臓兵器(?)の標的にされるアマネさん。

 常にアイドルより一歩後ろに下がり、デフォルメ体型をぜったいに崩さないアマネさん。

 アイドルのためなら色仕掛けもするし、雪山にだって登るアマネさん。

 意外と下着姿がセクシーなアマネさん。

 ときに優しくときに厳しく、ミス・モノクロームさんが立派なアイドルになれるよう全力を尽くすアマネさん。

 気づいたら完全に不遇なヒロインとしての立場を確立していて、更新のたびにアマネさんを応援している自分がいる。これが……恋……?

 がんばれアマネさんまけるなアマネさん! ミス・モノクロームさんが一人前のアイドルになるその日まで!

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2014.06.18

「ミス・モノクローム」のレビュー

銅

ミス・モノクロームさん

天職

レビュアー:ジョッキ生 KnightKnight

ミス・モノクロームさんはアイドルを目指しているわけだが、ふともっと向いてる職業に気付いてしまった俺がいる。ずばりそれは……と、それは話を振り返りながら説明していくことにしようかなー。

第1話。怪我をしたマネージャーのマネオさんに、相棒であるルンバのルーちゃんを使い、引きずって病院まで運ぶという『暴行』を働く。

第2話。自身のCDを売るため、通りすがりのOLの位置情報をGPSのハッキングで取得し、『ストーキング』をする。

第3話。突き止めたOLの家の天井をぶち破って中に『侵入』し、自身の新しいマネージャーになる様に『強要』する。

第4話。ファミレスの呼び出しボタンを意味もなく連打し、『迷惑行為』の快感に酔う。

第5話。歌に乗せマイクロ波を放ち、新しいマネージャーのアマネさんを『蒸発』しかける。

さあ、わかったかな?答えはこれだ!

『犯罪者』

職業じゃねえじゃねーか!というツッコミは置いといて、このままいくと本当にそうなりかねないから困るなー。いや、むしろそうなって刑務所のアイドルとして売れるって方向性はどうだろう?逆に新しいじゃん!これぞアイドルの最先端……ってわけにはいかないかー。

全てはアンドロイド故の無垢さと純粋さが起こしたこととはいえ、危なっかしすぎるよ、ミス・モノクロームさん!ほんと見ててハラハラする。手がかかる子ほど可愛いというか、心配でお兄さん目が離せないよー。

そんなキュートでスリリングなアイドル、ミス・モノクロームさんの明日はどっちだ!うーん、ほんとどっちだー。

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2014.03.27

「ミス・モノクローム」のレビュー

銅

ミス・モノクロームさん

変身

レビュアー:ジョッキ生 KnightKnight

ミス・モノクロームというコンテンツに出会うのはこれで3度目だな。

最初の出会いは声優の堀江由衣さんのライブDVDのPVだったか。ボカロっぽい歌が流れていて、なんだこれは?結構いい曲じゃん、と思ったのを覚えている。

2度目の出会いは去年。ショートアニメとしてTVで放送されているのを目にした。内容は、1話目から使用人に193億円を騙し取られるという頭のおかしな始まり方をしていて、このアニメは何かが狂ってるな、と思ったのが記憶に新しい。

そして、3度目の出会い。それは星海社のWebコンテンツ『最前線』の4ページ漫画の中だった。登場人物、言動、行動、その全てがアニメの延長線上にあるものを感じさせ、放送という規制を取っ払った結果、より高濃度の狂気が抽出されてしまい、まさに野獣、そう肌で感じた。それは2話目のピンポイントマーケティングという名のストーキング行為からも窺い知れる。こいつ、よりヤバくなってやがるぜ!

歌、アニメ、漫画と、3度の変化を遂げたミス・モノクローム。個人的には此度のリヨ作『ミス・モノクロームさん』に一番危険な香りを感じている……。まだ始まったばかりだというのにこの感じ。何だか胸のドキドキが止まらないぜ!

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2014.02.25


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