ラジオ騎士団が始まって以来、初めてゲストのいない回だということで心配した。
でも何ということもなく、パーソナリティの姫こと古木のぞみさんにスポットを当てた特別編「古木スペシャル」であった。
彼女がラジオ騎士団で主役になることは珍しい。
コーナージングルやゲストへの質問の読み上げを任されるなど、メインパーソナリティを思わせる役回りではあった。
しかし彼女自身をクローズアップするコーナーはなく、焦点が当たるとすれば、団長や平林さんからのツッコミやイジりであり、全体としては聞き手に回る場面が多かった。
だから今回のスペシャルは、今まであるようでなかった「のぞみ姫の一人舞台」だといっていい。
そんな彼女は、参加する声優ユニット「ワンリルキス」がCDデビューし。自身も養成所から事務所へと所属を移し、声優として本格デビューしたばかりだ。
初レギュラーも獲得し、彼女は間違いなく勢いに乗っている。
この「古木スペシャル」は、それを踏まえた上で企画されたのだろう。
だが僕は逆説的に思う。
このラジオこそが彼女のスタートラインになるのだと。
「古木スペシャル」は、彼女が走りだした結果として組まれた特集ではない。むしろこのラジオこそが出立の号砲となる。
番組の中では、「ワンリルキス」のデビュー曲が流された。
声優の「たまご」から「新人」に孵化したことを、さりげなく祝福するyagi_ponさんのお便りも届いた。
さやわか団長からは、デビュー曲に対する力のこもったレビューが贈られた。
ドSの平林さんからは、似合わぬ温かい言葉が寄せられた。
もちろん嬉しいドッキリを企画したスタッフの気配りもある。
そこには彼女の新しい一歩が刻まれていて、その背中を押すみんなの言葉が、音が、気持ちが詰まっている。
彼女が将来もし立ち止まったとき、ふと聴けば旅立ちのときを思い出せるような、そんな番組に仕上がっているはずだ。
ここが古木のぞみの原点になる。
みんなの愛に感涙する彼女の声を聴きながらそう思った。
そして最後にもう1つ。
番組の中だけではない。その向こう側にだって、声優・古木のぞみを応援するファンとリスナーがいることを付記しておく。
最前線で『星海社ラジオ騎士団』を聴く
でも何ということもなく、パーソナリティの姫こと古木のぞみさんにスポットを当てた特別編「古木スペシャル」であった。
彼女がラジオ騎士団で主役になることは珍しい。
コーナージングルやゲストへの質問の読み上げを任されるなど、メインパーソナリティを思わせる役回りではあった。
しかし彼女自身をクローズアップするコーナーはなく、焦点が当たるとすれば、団長や平林さんからのツッコミやイジりであり、全体としては聞き手に回る場面が多かった。
だから今回のスペシャルは、今まであるようでなかった「のぞみ姫の一人舞台」だといっていい。
そんな彼女は、参加する声優ユニット「ワンリルキス」がCDデビューし。自身も養成所から事務所へと所属を移し、声優として本格デビューしたばかりだ。
初レギュラーも獲得し、彼女は間違いなく勢いに乗っている。
この「古木スペシャル」は、それを踏まえた上で企画されたのだろう。
だが僕は逆説的に思う。
このラジオこそが彼女のスタートラインになるのだと。
「古木スペシャル」は、彼女が走りだした結果として組まれた特集ではない。むしろこのラジオこそが出立の号砲となる。
番組の中では、「ワンリルキス」のデビュー曲が流された。
声優の「たまご」から「新人」に孵化したことを、さりげなく祝福するyagi_ponさんのお便りも届いた。
さやわか団長からは、デビュー曲に対する力のこもったレビューが贈られた。
ドSの平林さんからは、似合わぬ温かい言葉が寄せられた。
もちろん嬉しいドッキリを企画したスタッフの気配りもある。
そこには彼女の新しい一歩が刻まれていて、その背中を押すみんなの言葉が、音が、気持ちが詰まっている。
彼女が将来もし立ち止まったとき、ふと聴けば旅立ちのときを思い出せるような、そんな番組に仕上がっているはずだ。
ここが古木のぞみの原点になる。
みんなの愛に感涙する彼女の声を聴きながらそう思った。
そして最後にもう1つ。
番組の中だけではない。その向こう側にだって、声優・古木のぞみを応援するファンとリスナーがいることを付記しておく。
最前線で『星海社ラジオ騎士団』を聴く