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レビュアー「ジョッキ生」のレビュー

銅

エレGY/大岩賢次

走れ、ジス。

レビュアー:ジョッキ生 Knight

ネットに上がってた最新話を読んで、ちょっと話が気になって、ひとつ前を読んで、またちょっと気になったからその前を、なんてやってるうちに1話目に辿り着き、じゃあついでにもう1回読むかー、なんてやってたら小一時間が経っていた……だと!?

ひゃー、時間泥棒が出たわー!1クリックで気軽に続きが読めるのがイカンね。しかも先が気になる構成で、これは出会った瞬間、全読み不可避でしたわー。

内容はネット上のゲーム製作者とそのファンの関係を描いたもので、ファンのエレGYちゃんは製作者のジスさんにベタ惚れ。でも、ジスさんは今までにもその幻想が壊れていく様を何度も見てきたもんだから、消極的な態度で振舞っている。でも内心ではこの少女に惚れ始めてしまっているのだった……。

くー、甘酸っぱい。こういうの大好きだわー。もどかしいねー、本当に。

これはね、ジスさんが試されてるわけですよ。漢としてね。ファンの女子高生を前にして日和るのかどうか。どうせ自分に熱を上げてるのは一時のことなんでしょ?どうせまたすぐに違うかっこいい人を見つけていなくなっちゃうんでしょ?なんていう、ネガティブ思考を打破できるかどうか。それが試されているんですよ、きっと。

だからね、第15話の病み上がりだけど、鼻水垂らしながら、一人寂しくマックでポテトを食べているエレGYちゃんに会いに行く、その選択肢には満点をあげたい。そうだよ、それでいいんだよ!ぐじぐじ悩んでたってしょうがないんだよ!好きな子が泣きそうになってたら会いにいきゃーいいんだよ!好きなら好きって言えばいいんだよ!そんな単純だけどまっすぐな気持ちをエレGYちゃんも待っているんだよ!

ったく、個人的には全くリア充の誕生を応援したくはないが、エレGYちゃんの笑顔の可愛らしさに免じて許してやろう。ほんとお前、今度エレGYちゃんを泣かせたらぶっ飛ばすからなー。覚悟しとけよー。恋愛してるやつの気持なんてちっとも理解できないけど、君らのその幸せくらいはほんのちょっとだけ祈ってやる。……ほんのちょっとだけだかんな!

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2014.02.25

金

ボカロ界のヒミツの事件譜 1

感謝

レビュアー:ジョッキ生 Knight

ボカロの小説と聞いて、最近よくある楽曲の小説化かな?と思ったら、全然違ったわー。

これはボカロPが、ボカロ界隈のちょっとリアルな日常を、ミステリを交えながら、淡々と描いた小説です。過度な期待はしないでください。
そんな説明がぴったりかなー?
中身はリアル志向で結構地味。でも、このリアルな感じがボディーブローのように効いてくるんっすよ、奥さん!

話は大まかに3つ。コメントについて、動画投稿について、作詞家さんについて、です。おすすめは一個目。コメントについての話かなー。これはニコニコ動画を知ってる人なら誰の心にも響く、というか抉られる話。てか実際抉られたよー。現在も猛省中なくらい・・・。むしろだからこそコレを書いているといっても過言ではないのだ!

要約するとこんな感じ。
ボカロPであるジェバンニPは、ある日自分の最近お気に入りだったボカロPの動画に誹謗中傷のコメントが付き、その楽曲が削除されていることに気付く。さらに、そのボカロPが引退していたことも知り、そのキッカケは誹謗中傷のコメントにあったのではないかと、彼女で名探偵のエレGYちゃんと共に事の真相に迫っていく。

もうねー、誹謗中傷コメ→投稿者引退って流れはニコ動上で今までいくつあったんだろうってくらいありふれた話で、初っ端から暗い話だなーと思ったわけですよ。でもね、この話、もっと暗くなるんだ。結論をいうと、この誹謗中傷コメント、自演なんっすよね・・・。この悲しさったらない!自分の動画に、自分で中傷コメントを書いて、それに関して視聴者からコメントの一つも、ツイッターへのリプ一つない。そんな現実を知ったら創作者は、もう生きていけないっす・・・。この生生しさがほんときつかった。身につまされるとはこのことだね。作者ならではの視点という感じですげーなと感じてしまった。

だからね、思ったわけですよ。感謝しねーとなって。創作者は機械じゃないんだから、黙っていろいろ作ってくれるわけじゃないし、ましてや誹謗中傷を受ければ普通に傷つく人間なんだと。ちゃんとコミュニケーションを取っていかないと消えてしまう程、不確かな存在なんだと。この本を読んでてそんな当たり前のことに気付かされたなー。

そこで、前の文章に繋がるんっすけど、このレビューを書いてます。自分も何かしなきゃなー的な気分に後押しされて、この本読んでいろいろ感じた気持ちを、感じたままに書いてます。これが作者さんに届けばいいし、もっと別の人に届いてもいいし。とりあえず何か行動しようと思って書いてます。みんなレビュー書こうぜ!想いのたけを存分に撒き散らそうぜ!そしたらそれが創作者の力になるかもしれないぜ!そしたらみんなハッピーになれるぜ!

じゃあ、何か恥ずかしくなってきたのでここで終わるぜ!

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2014.01.29

銅

NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語1

こよみー、生きてー。

レビュアー:ジョッキ生 Knight

物語の構成は『ひぐらしのなく頃に』に近いかなー。1巻、2巻がセットになっていて、巻を追うごとに事件の真相が明らかになっていき、その中に各ヒロインごとのルートがあって、みたいな感じ。

だから、導入となる1巻ではまさに訳分からん状態で、狂気的状況に振り回されて終わる。ジェットコースターのように、ワー、キャー、ウォー、って言って間に終わってる。でも、読み終わってから、あーひどい出来事だったなー、あれ?でもこれどうなってるんだ?もう!ちょっと早く次出してくださいよー、バンバン!的な禁断症状に陥った。うん、してやられてるな、俺・・・。でもほんと続きが気になるんすよー、これ。

毎週一人、人が死ぬ。そんな噂が囁かれ、それは現実のものとなる。その真相を追う少女に巻き込まれるように、主人公・時雨は事件と関わっていく。

ヒロインは3人。まずは、生徒会長・鷹白千夜。二重人格である彼女はこの話の根幹にいるようだ。次に、幼馴染・千代田こよみ。典型的な世話焼きポジション。どうやらヤンデレ的要素があるようだ。最後に妹・鹿倉憂姫。物知りなぐーたらさんで、病弱属性。なかなか粒ぞろいで、多方向に需要を満たしている。エロゲー感がすごくするけど、これ、伝奇ミステリーなんですよねー。血ブシャーなんですよねー。

こよみがいいなーと思って読んでたら、最後、憂姫をバラバラに殺して、自分も線路の飛び込んで轢死したんですけど・・・。まじかー。ちょっといきなり心が折れそうになったんですけど・・・。と、とりあえずは、こよみが幸せになるまでは追いたい。今のままだとあまりにも酷すぎるんで!主人公を他の女に取られて、その主人公の妹殺して、自分も死ぬとか。もう、見てられないよ!

そんなこよみの幸せを祈って続きも読んでいこうかなーと思ってます。制作のcutlassさん、そこん所お願いしますよー。でも、たぶん次も酷い事になってるんだろうなーという予感を拭いきれない・・・。

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2014.01.29

銅

「伽藍の洞」第四回

スーツ+橙子さん=

レビュアー:ジョッキ生 Knight

空の境界は小説も読んだし、アニメも見たんですけど、あれー?スーツ姿の橙子さんって、こんなに可愛かったっけ?さっきからその絵が気になって気になって、ガン見が止まらないんですけどー!

いやー、新発見ってまだあるもんだなー、と自分でもびっくり。あと、橙子さんってこんなに胸デカかったっけ?てのも気になった。スーツだから締まってる分、いろいろと強調されてるんすかねー。とってもエロイっす!まさに大人の魅力!机にお尻だけ乗せてる感じもそそるなー。

改めて止め絵で見て、違った魅力に気付いてしまったなー。ほんと話そっちのけですいません。橙子さんばかりに目がいってしまった。話も面白いんすよ!そろそろ式さん開眼しますし!でも今回は橙子さんが可愛かったなー。作画のすふぃあさん、ナイスでした!次も橙子さん多めでお願いします!ってただただの願望丸出しの感想じゃねーか!

あー、夢に橙子さん出てこねーかなー。もちろんスーツ姿で!

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2014.01.29


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