序盤から何だこれ?大丈夫なの?作者バカなの?という感情が込み上げて、一人笑ったり、叫んだりしていた。これは、誰かに読ませて感想会とかしたい。そんな作品。
もう、ヒロインからしておかしい。生殖に興味があるからって、自分の追っかけしてる男子から精子を貰うとか。しかも、自分で抜いてあげるサービス付きで。これはうらやまけしからん!と、そうじゃなく。この行動力がそもそもおかしい。マッドですよ完全に。しかも、それが一回に留まらず、二回、三回、終いには他の男子から、果ては先生からも採取し、それをシャーレにまとめて入れて、動きや大きさを観察してニマニマしてる。どんな女子だよ。こえーよ。
それを知った後に、章ごとに繰り返される自分賛美歌を読むと、お前ら外見に騙されてるよ。こいつはそんな可愛いもんじゃない。ヤバイ奴だ、逃げろと警告したくなる。
もう、これだけでもこの本を読んだ価値はあった。お腹いっぱいだ、と言いたい所なのに、続きはまだある。この話は後半、未来人が出てきて、未来にいく話になるのだ。お、おう。シェフ、そろそろデザートを、と言いたい。言いたいのだが、シェフはまだまだやる気のようだ。さらに、未来は今でっかくなったかまきりに襲われているので助けて欲しいとか。男性の2次元嗜好に対する風刺、資本主義社会やエネルギー問題への警鐘なども盛り込まれてくる。もう勘弁してくれー。お腹いっぱいだよ!シェフー!!!
これが70後半の作家の繰り出す世界なのか。自身の傑作『時をかける少女』を再構築し、現代風にアレンジしただけ。そんな陳腐なものじゃなく、中てられてしまう程にすごかった。だから許してくれ、シェフ。もうこれ以上、食べられないよー・・・。
もう、ヒロインからしておかしい。生殖に興味があるからって、自分の追っかけしてる男子から精子を貰うとか。しかも、自分で抜いてあげるサービス付きで。これはうらやまけしからん!と、そうじゃなく。この行動力がそもそもおかしい。マッドですよ完全に。しかも、それが一回に留まらず、二回、三回、終いには他の男子から、果ては先生からも採取し、それをシャーレにまとめて入れて、動きや大きさを観察してニマニマしてる。どんな女子だよ。こえーよ。
それを知った後に、章ごとに繰り返される自分賛美歌を読むと、お前ら外見に騙されてるよ。こいつはそんな可愛いもんじゃない。ヤバイ奴だ、逃げろと警告したくなる。
もう、これだけでもこの本を読んだ価値はあった。お腹いっぱいだ、と言いたい所なのに、続きはまだある。この話は後半、未来人が出てきて、未来にいく話になるのだ。お、おう。シェフ、そろそろデザートを、と言いたい。言いたいのだが、シェフはまだまだやる気のようだ。さらに、未来は今でっかくなったかまきりに襲われているので助けて欲しいとか。男性の2次元嗜好に対する風刺、資本主義社会やエネルギー問題への警鐘なども盛り込まれてくる。もう勘弁してくれー。お腹いっぱいだよ!シェフー!!!
これが70後半の作家の繰り出す世界なのか。自身の傑作『時をかける少女』を再構築し、現代風にアレンジしただけ。そんな陳腐なものじゃなく、中てられてしまう程にすごかった。だから許してくれ、シェフ。もうこれ以上、食べられないよー・・・。