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読者レビュー

銅

2013年のゲーム・キッズ

想像してみよう

レビュアー:ジョッキ生 Knight

 Web限定エディション第二回は如何でしたでしょうか?第一回に比べると、恐怖というよりは気持悪さに比重があったように思う。
 しかし、これも考え方次第で、恐怖に変えることができるのにお気付きだろうか?
 画面上の虫達、これを自分の記憶と結び付けるのだ。密集した虫の群れ、これは大きな石を退かした時の、あの光景を思い浮かべるとどうだろう?上から落ちてくる虫、これは木の下を歩いていて突然落ちてきた、あの状況を思い出すとどうだろう?恐怖心が増してきませんか?
 このように、自分の実体験を盛り込むことで、気持悪さは恐怖へと昇華される。皆さんも是非試してみて欲しい。そして、僕自身が味わった恐怖を少しでも感じてもらいたい。だって、僕だけが怖い思いをするのは不公平・・・でしょう?

2013.06.22

ゆうき
ぎゃ~~っ!虫は苦手でございます…。確かに、気持ち悪いし、恐怖です…私の特技の想像(妄想?)力がよりリアルに頭の中でその映像を再生させてくれちゃってます…!
さやわか
ラストの書き方は、このレビュー自体が怪談のようで少し不気味なものを感じさせて面白いですね。同時に筆者がこの作品から本当に恐怖を感じたということもうまく伝わるものになっている。ちょっと残念なのは、このレビューが作品を読んだ人のためにしか書かれていないことです。そういう書き方がないわけではないのですが、作品内容を知っている人だけに向けて「怖い作品ですよ」ということを語っても、「そんなの知ってるよ」ということになってしまい兼ねません。作品の怖さを訴えるのであれば、やはりここは読んだことのない人に向けて書いたほうがいいかな、と思いました。ということでここは「銅」とさせてください!

本文はここまでです。