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読者レビュー

銅

NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語1

こよみー、生きてー。

レビュアー:ジョッキ生 Knight

物語の構成は『ひぐらしのなく頃に』に近いかなー。1巻、2巻がセットになっていて、巻を追うごとに事件の真相が明らかになっていき、その中に各ヒロインごとのルートがあって、みたいな感じ。

だから、導入となる1巻ではまさに訳分からん状態で、狂気的状況に振り回されて終わる。ジェットコースターのように、ワー、キャー、ウォー、って言って間に終わってる。でも、読み終わってから、あーひどい出来事だったなー、あれ?でもこれどうなってるんだ?もう!ちょっと早く次出してくださいよー、バンバン!的な禁断症状に陥った。うん、してやられてるな、俺・・・。でもほんと続きが気になるんすよー、これ。

毎週一人、人が死ぬ。そんな噂が囁かれ、それは現実のものとなる。その真相を追う少女に巻き込まれるように、主人公・時雨は事件と関わっていく。

ヒロインは3人。まずは、生徒会長・鷹白千夜。二重人格である彼女はこの話の根幹にいるようだ。次に、幼馴染・千代田こよみ。典型的な世話焼きポジション。どうやらヤンデレ的要素があるようだ。最後に妹・鹿倉憂姫。物知りなぐーたらさんで、病弱属性。なかなか粒ぞろいで、多方向に需要を満たしている。エロゲー感がすごくするけど、これ、伝奇ミステリーなんですよねー。血ブシャーなんですよねー。

こよみがいいなーと思って読んでたら、最後、憂姫をバラバラに殺して、自分も線路の飛び込んで轢死したんですけど・・・。まじかー。ちょっといきなり心が折れそうになったんですけど・・・。と、とりあえずは、こよみが幸せになるまでは追いたい。今のままだとあまりにも酷すぎるんで!主人公を他の女に取られて、その主人公の妹殺して、自分も死ぬとか。もう、見てられないよ!

そんなこよみの幸せを祈って続きも読んでいこうかなーと思ってます。制作のcutlassさん、そこん所お願いしますよー。でも、たぶん次も酷い事になってるんだろうなーという予感を拭いきれない・・・。

2014.01.29

さくら
こよみちゃんが幸せになることを祈りつつ!どんな内容か感想は伝わってくるので、ジョッキ生さん特徴の喋り言葉の文章以外でのレビューも見てみたいですわ。続巻が出たらぜひっ、新たなる挑戦をお待ちしておりますわ♪
さやわか
姫の指摘、さすがするどい!ラフに書いているように見えて、実はしっかりとした内容のあるレビューになっていますね。だからこそ別の文体で書かれたレビューを読んで、そのしっかりした部分をこそ読ませてもらいたいという気持ちはわかいます。でも難しいのは、このラフさがあるからこそサラッと読ませる文章になっていることも事実なんですよね。構えて書こうとするとこの感じは出ないかもしれない。このレビューでひとつすごくいいところを挙げさせていただくと、「うん、してやられてるな、俺・・・。でもほんと続きが気になるんすよー、これ」みたいに、あくまで自分の実感ベースでものを書いているところですな。かしこまって書こうとすると、人はなぜかこういう主観的な姿勢を変に消そうとしてしまったりするので、だから今の文体のほうがいいかもしれないというわけです。もし、文体を変えてみたいと思ったら、そこに注意して、今のやり方のいいところを残した方がいいなと思いましたぞ。このレビューは「銅」にさせていただきました!

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