大日本サムライガール1
右翼の神楽日鞠さん(女子高生)素直
レビュアー:カクラ・メロンソーダ
今の時代、女子高生で将来政治家を夢見る人は0ではないと思います。
でも「将来」ではなく「今のまま女子高生として政治家になる」ことを考えている
女の子は多分0なんではないでしょうか。
主人公の颯斗に言われるまま、アイドル活動を通して世間へ認知されることが
政治活動に繋がると信じて突き進む日鞠の姿は、例えばインターハイを目指し
ひたすら練習に励む女子高生と何も変わらないです。
水着姿のグラビア撮影に羞恥しながら、力なく空を見上げて言います。
「日本、万歳・・・」と。
ひとつ惜しいのは、クライマックスの日鞠の街頭演説での言葉が、
主人公が概要を説明する形になっているところです。
ここは日鞠のはっきりとした言葉を描くことでこそ、読者の心に響く
とこなので勿体なかったです。
ただ、まるで嵐のように過ぎ去る、マスコミを巻き込んでの
最後の数ページは、2巻をすぐ読まずにはいられなくなる展開です。
でも「将来」ではなく「今のまま女子高生として政治家になる」ことを考えている
女の子は多分0なんではないでしょうか。
主人公の颯斗に言われるまま、アイドル活動を通して世間へ認知されることが
政治活動に繋がると信じて突き進む日鞠の姿は、例えばインターハイを目指し
ひたすら練習に励む女子高生と何も変わらないです。
水着姿のグラビア撮影に羞恥しながら、力なく空を見上げて言います。
「日本、万歳・・・」と。
ひとつ惜しいのは、クライマックスの日鞠の街頭演説での言葉が、
主人公が概要を説明する形になっているところです。
ここは日鞠のはっきりとした言葉を描くことでこそ、読者の心に響く
とこなので勿体なかったです。
ただ、まるで嵐のように過ぎ去る、マスコミを巻き込んでの
最後の数ページは、2巻をすぐ読まずにはいられなくなる展開です。