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読者レビュー

銅

ひぐらしのなく頃に解罪滅し編下

平凡な日々が幸せに

レビュアー:まななみ Novice

自分が今まで書いた皆殺し編、祭囃し編から少し戻った所にある罪滅し編。
今までのを見るとやはり、自分で言うのもなんですが、ひぐらしのなく頃にが好きなんだな、と思います。
重なる部分と、比べる部分と、憧れる部分。沢山の思いが詰まっています。
今日は重なる部分がある、罪滅し編について書きたいと思います。
この物語は竜宮レナという一人の少女が中心に広がっていきます。
彼女はただただ、平穏な日々を望んでいた。今、私達の中の大半は「つまらない」と思ってしまう平穏・・・平凡な日々を。
けれど、沢山の経験をしたら分かると思います。どれだけ平凡な日々が幸せか。ただ、彼女は平凡な日々の取り戻そうとした。そのやり方を間違えてしまった・・・。大きな事件は些細なことでも起こってしまう。それがただの一言でも。
そんな描写もいつしかの話にありました。
これもきっとそうだった。
その解決のために、レナと圭一が戦い、涙し、理解しあい・・・、そして来世は・・・。
平穏、平凡の素晴らしさを教えてくれる一冊です。

最前線で『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』を読む

2012.06.08

のぞみ
何だか、あったかい気持ちになるレビューですわね!
さやわか
うむ。そこがいいところです。まななみさんのレビューはいつも言葉遣いが実直で、誠実に作品に向き合っているのが伝わりますなー。僕はこの方のレビュー、とても好きです。ご自身が書かれているとおりに『ひぐらし』が好きだという気持ちがよくわかります。ということで「銅」とさせていただきます! 正直、このレビューをいじりたくはないのですが、もうちょっとだけ、このレビューをレビュアー騎士団のルールに基づいてよくするとすれば、作品の記述(文章)に則して具体的に内容について書いてみるといいかもしれません。自分がこう思ったのはこの文章があったから、みたいな感じですな。もちろん、今のままでもいいと思いますぞ!

本文はここまでです。