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読者レビュー

銅

ひぐらしのなく頃に祭囃し編(上)

結末に近づいて

レビュアー:まななみ Novice

「ひぐらしのなく頃に」、もう終わりが近づいていると思うと、少し残念な気持ちになってしまいます。
けれど、同時に喜びがあります。
「ひぐらしのなく頃に」の後半の主人公、
古手梨花の結末、昭和58年の先の世界、奇跡が起こせたか。
この三つがとても気になるところです。
「皆殺し編」で学んだことをいかし、
どんな結末に至っても、
私はこのシリーズの作品を通して「強さ」を学びました。
梨花がどんなことを学んだのか、
この目で確かめてほしいです。
そして、読む人全員も、何を学べたか、
考えてみてほしくなる一作品です。

2012.04.23

のぞみ
まななみさんの、作品を好きな気持ちが伝わってきますわね~!
さやわか
まななみさんは、「皆殺し編」(上)が発売されたときに、帯コメントレビュー企画で採用された方ですね!相変わらず自分の気持ちに対して率直なのがいいレビューです。そして、その飾らない気持ちのまま未知の読者に作品を薦めている。作品を好きになってほしいという真っ直ぐでみずみずしい気持ちが素敵です。「銅」にいたします! 厳密に言えばこのレビューは、「皆殺し編」で学んだことがあるから、「祭囃し編」がどうなっていてもいいのだ、というふうにも読めてしまうと思います。つまり「祭囃し編」(上)のレビューとしては少し弱い。そこで、もうちょっとだけ「皆殺し編」を踏まえて最後に何が起きるのか、という部分を強調すればうまい書き方になるかもしれません。具体的に言ってみましょう。たとえばですが、「梨花がどんなことを学んだのか、」という部分のうしろにたった一言、「梨花がどんなことを学んだのか、「祭囃し」編でその結果が明らかになります。それを」と付け加えてみるとどうでしょうか。ちゃんと「祭囃し編」のレビューとして読めますよね。いかがでしょうか。

本文はここまでです。