2011.5.20のニコ生「いくぜ!星海社」について
手を伸ばせば届く距離に彼等は存在していた
レビュアー:zonby
とてもとても遠いところにいると思っていたのです。
出版社とは頭の良い人達が集結した、一部の人のみが触れられる場所であって、もちろんそこで働く編集者なる人は一般人とは違う人種なのだと思っていたのです。物語の奥付には必ず彼等の名前があって、物語を書いた作家さんも、あとがきでお礼を述べていたりするくらいの人達です。
編集者とは、つまり雲の上におわすお方なのだと思っていたのです。
しかしニコ生で見た彼等は…。
超フレンドリー&オープン!!
ニコニコ動画独特の匿名のコメント機能のせいもあってか「やっほー、見てますよー」ってな具合ですよ。
いやー、もう興奮した興奮した。ニコニコ動画で絶対コメント打たない派の私ですら、コメント打っちゃったもんね。今まで雲の上の人間だと思ってた人達が、いきなり下界に降りてきたんですもん。「降臨」ですよ。「降臨」。
太田さん含め、山中さん。渡辺先生に、佐藤先生。紺野さんと、星海社ファンとしては夢のメンツ。フルメンバーなら発狂ものです。画面を多い尽くす程の弾幕が見れたことでしょう。
で、ニコ生見た人なら分かるでしょう?
生放送ですよ?な・ま・ほ・う・そ・う!
つまり自分がパソコンの前でヘッドホン耳に当てて、食い入るように画面見てるのと同時に、彼等も東京のあの場所で喋ってたわけなのですよ。同じ時間をリアルに共有してたわけなのですよ。同じ空気を…(だんだん自分が気持ち悪くなってきた)
ごほごほ。
さて、何が言いたいかというとですね。ここまで下に降りてきてくれる出版社及び編集者は、まだ他にないんじゃないかなー、ということです。読者キャンペーン?大いに結構。サイト更新?当たり前。編集者がツイッター?うん、最近は多いね。出版社でニコ生出演!?しかもあんなフリーダムな感じは星海社が初めてでしょう。流石「最前線」を名乗るだけのことはあります。
あとね、当たり前のことなんですが彼等も同じ時代を生きてる「人間」なんだなーと思いました。
いや、馬鹿にしてるわけではなくてでして。
少なくとも私にとって編集者というのは職業の区分ではなくて「編集者」という生物。私と同じ「人間」という認識ではなかったのですよ。作家さんの話によく登場する、決して姿の見えない小人のような存在。黒子のように暗躍する正体不明の生物。作家さんにならないと遭遇できない生物?それが私の中の「編集者」なのでした。
でも、実際に動いて喋って私達が抱えている問題を共有していたり、新しい企画を楽しそうに発表したり、作り込まれていない彼等の生の表情や声を聴くことができて、とても安心したというのがホントのところでございます。
「編集者」や「作家」ではなく。編集をしている人間と、作家である人間だということが肌で感じられた時間でした。
出版に携わる人達は、雲の上の姿の見えない何者なんかではない。
人間と人間なのだから、手を伸ばせば届くはず。
5月20日のニコ生は、私がずっと出版社や編集者に持っていた
「自分の声はそこまで届かないんじゃないか」
「彼等にとって私の声は、ただの雑音の一つでしかないんじゃないか」
という思いが見事に払拭された放送でした。
出版社とは頭の良い人達が集結した、一部の人のみが触れられる場所であって、もちろんそこで働く編集者なる人は一般人とは違う人種なのだと思っていたのです。物語の奥付には必ず彼等の名前があって、物語を書いた作家さんも、あとがきでお礼を述べていたりするくらいの人達です。
編集者とは、つまり雲の上におわすお方なのだと思っていたのです。
しかしニコ生で見た彼等は…。
超フレンドリー&オープン!!
ニコニコ動画独特の匿名のコメント機能のせいもあってか「やっほー、見てますよー」ってな具合ですよ。
いやー、もう興奮した興奮した。ニコニコ動画で絶対コメント打たない派の私ですら、コメント打っちゃったもんね。今まで雲の上の人間だと思ってた人達が、いきなり下界に降りてきたんですもん。「降臨」ですよ。「降臨」。
太田さん含め、山中さん。渡辺先生に、佐藤先生。紺野さんと、星海社ファンとしては夢のメンツ。フルメンバーなら発狂ものです。画面を多い尽くす程の弾幕が見れたことでしょう。
で、ニコ生見た人なら分かるでしょう?
生放送ですよ?な・ま・ほ・う・そ・う!
つまり自分がパソコンの前でヘッドホン耳に当てて、食い入るように画面見てるのと同時に、彼等も東京のあの場所で喋ってたわけなのですよ。同じ時間をリアルに共有してたわけなのですよ。同じ空気を…(だんだん自分が気持ち悪くなってきた)
ごほごほ。
さて、何が言いたいかというとですね。ここまで下に降りてきてくれる出版社及び編集者は、まだ他にないんじゃないかなー、ということです。読者キャンペーン?大いに結構。サイト更新?当たり前。編集者がツイッター?うん、最近は多いね。出版社でニコ生出演!?しかもあんなフリーダムな感じは星海社が初めてでしょう。流石「最前線」を名乗るだけのことはあります。
あとね、当たり前のことなんですが彼等も同じ時代を生きてる「人間」なんだなーと思いました。
いや、馬鹿にしてるわけではなくてでして。
少なくとも私にとって編集者というのは職業の区分ではなくて「編集者」という生物。私と同じ「人間」という認識ではなかったのですよ。作家さんの話によく登場する、決して姿の見えない小人のような存在。黒子のように暗躍する正体不明の生物。作家さんにならないと遭遇できない生物?それが私の中の「編集者」なのでした。
でも、実際に動いて喋って私達が抱えている問題を共有していたり、新しい企画を楽しそうに発表したり、作り込まれていない彼等の生の表情や声を聴くことができて、とても安心したというのがホントのところでございます。
「編集者」や「作家」ではなく。編集をしている人間と、作家である人間だということが肌で感じられた時間でした。
出版に携わる人達は、雲の上の姿の見えない何者なんかではない。
人間と人間なのだから、手を伸ばせば届くはず。
5月20日のニコ生は、私がずっと出版社や編集者に持っていた
「自分の声はそこまで届かないんじゃないか」
「彼等にとって私の声は、ただの雑音の一つでしかないんじゃないか」
という思いが見事に払拭された放送でした。