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読者レビュー

銅

星海社FICTIONSのスピン

しおりひも

レビュアー:Panzerkeil Adept

アマゾンから注文していたビアンカ・オーバースタディが届いた。早速、箱を開けて本を取り出す。
星海社FICTIONSを手に取るのははじめて。表紙のいとうのいぢによるビアンカのイラストが可愛らしい。でも、予想していたより小説らしくない、フィルムブックとかマンガみたいな装丁だ。
そして、本を開いて目に付いたもの。栞紐(スピン)付きだ!これには驚いた。
最近はハードカバーの本にさえついていない事のある、栞紐がこの本にはついている。今は文庫本だと新潮にしかない。
しかも、新潮文庫は茶色の細い紐だが、こちらは鮮やかなブルーでリボンみたいだし、ロゴまで入っている。
天アンカットになっているのはスピン付きの本の特徴だなと本を上から眺めて思う。
栞紐が大好きだし、綺麗だったので、この紐一本で読書の楽しさが倍増したように感じた。頑張って読んでレビューを書くことにしよう。

2013.06.22

さくら
しおり買ってもすぐ無くすし、喫茶店のペーパーナプキン挟むのも色気がないし…という私にぴったりです。栞紐って情緒がありますよね。本格派って感じがします!
さやわか
これもいいレビューだなあ。さらっと書いてあるのですが、実は文章が瑞々しく美しい。文章力を感じさせます。読み応えとか読者への提案が強く出ているわけではないですが、本に触れたときの素直な気持ちを伝えているという点で、「金」「銀」のレビューよりもずっと人の心をつかむかもしれません。「銅」なのですが、これ以上の得点を必ずしも目指さなくてよいレビューなのではないでしょうか!

本文はここまでです。