色校正紙
粋なファンサービス
レビュアー:牛島
手元に一枚の紙がある。『レッドドラゴン』の第四夜にて〈赤の竜〉が現れ、咆哮するシーンのイラストだ。イラストレーター・しまどりる氏のサインも入っている。
これは五月、徳島はマチ★アソビのレッドドラゴントークショーにて、イベント参加者全員に配布された「サイン入り色校正紙」だ。
いろこうせいし。聞き慣れない言葉だ。いわゆる「印刷物の発色」を確かめるための試し刷りで作られるものだ。パソコンの画面などと実際の印刷とでは微妙に色合いが異なっているため、そのチェックと微調整のために刷られるのだという。普通はそのまま捨てられるそれらをこうして配るというのも粋な話だ。チェックのための試し刷りとはいえ紙の質は星海社FICTIONSと変わらないし、なにせ作家のサイン入りなのだ。嬉しくないはずがない。ましてやこれを再利用だなんて言うのは、無粋の極みだろう。
実際、これが配られた直後のufotableシネマは「ウルリーカさんの水着! ウルリーカさん水着回きた!」「シメオン団長だった!」「俺のは地図だった! 逆にレアだ!」なんて声があちこちから聞こえてすごい光景だったのだ――が、それはさておき。
最前線をチェックしていると定期的にこの「サイン入り色校正紙」の情報が出てくる。イベント等にはなかなか行けないという方も、是非この粋なプレゼントに応募してみてはいかがだろう。
これは五月、徳島はマチ★アソビのレッドドラゴントークショーにて、イベント参加者全員に配布された「サイン入り色校正紙」だ。
いろこうせいし。聞き慣れない言葉だ。いわゆる「印刷物の発色」を確かめるための試し刷りで作られるものだ。パソコンの画面などと実際の印刷とでは微妙に色合いが異なっているため、そのチェックと微調整のために刷られるのだという。普通はそのまま捨てられるそれらをこうして配るというのも粋な話だ。チェックのための試し刷りとはいえ紙の質は星海社FICTIONSと変わらないし、なにせ作家のサイン入りなのだ。嬉しくないはずがない。ましてやこれを再利用だなんて言うのは、無粋の極みだろう。
実際、これが配られた直後のufotableシネマは「ウルリーカさんの水着! ウルリーカさん水着回きた!」「シメオン団長だった!」「俺のは地図だった! 逆にレアだ!」なんて声があちこちから聞こえてすごい光景だったのだ――が、それはさておき。
最前線をチェックしていると定期的にこの「サイン入り色校正紙」の情報が出てくる。イベント等にはなかなか行けないという方も、是非この粋なプレゼントに応募してみてはいかがだろう。