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読者レビュー

銅

「携帯版レビューサイト」

物足りない点

レビュアー:USB農民 Adept

(高井舞香を支持)

 星海社の書籍には、本の裏にQRコードがついている。
 QRコードを読み込むデバイスさえあれば、購入前に手軽に商品のレビューを確認することができる。このサービスは非常に利便性が高い。ふらっと入った書店で、気になって取った商品が、自分の期待する内容なのか確認が容易になる。私は先日、引っ越しのために家電製品を買い揃える機会があったのだが、家電量販店のPOPにも、同様のQRコードがついており、商品を選ぶ際に非常に重宝した。
 だから、基本的には、私はこの星海社のサービスが好きなのだけど、実は正直に言って物足りない部分がある。
 それは閲覧できるレビューの数だ。
 たったの3つしかない。
 Amazonのように有用性の高いレビューが選出されているわけでもなく、新着順に3つしか閲覧できない。
 せっかく面白い感想や、購入の参考になりそうなレビューが投稿されても、すぐに新規のレビューに流されてしまったりして、非常にもったいないと感じる。
 せっかくいいサービスなのだから、是非この点を改善してほしいと思う。

2013.05.29

まいか
新着だけとは確かに欲しい情報が手に入りづらいですね。Twitterのタグのように追える形にしたら、たくさんみえたりしないですかね。とはいえ、その機能を初めて知りました!次回から私も活用してみたいと思います。
さやわか
うーむ、これは難しい。いや、この内容は「なるほど」と言えるものなんです。僕も同感だー! などと思ってしまいました。そして改善提案としてはすごく有益なものだと思う。ここを読んでいる星海社の偉い人、何とかしてください。しかし、じゃあこれは「レビュー」だと言えるのか? 「要望・感想」ではないのか? とも思ってしまうんですよね。「作品」ではない、「モノ」についてのレビューが難しいのはここです。雑誌にも使用感や要望などを簡潔にまとめた文章が「レビュー」として紹介されていますし、それなりに有益ですが、レビューというのがただひたすら実用のための文章だとしたらちょっと悲しいです。そう考える人が多いからこそ、作品に対するレビューも「面白い」「つまらない」「買う価値がある」「カネのムダ」みたいなものになってしまうわけですが。これは難しい問題を含んでいます。「作品」のレビューと「モノ」についてのレビューは分けて考えるべきなのか、それともそうでないのか。ともかくこの場は「銅」ということにいたします……。

本文はここまでです。