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読者レビュー

鉄

怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る

呪い祟られ踊らにゃソンソン

レビュアー:面倒臭がりヤ Novice

 宮島友宏はどこにでもいる中学生。彼と彼の親友二人が送るのは「平和でのどかな」或いは「刺激の無い退屈な」日常。
 彼らの日常は、彼ら自身が生み出した「祟り」によって、幸か不幸か幻の如く掻き消える。
 恐怖と悪意を糧に、際限なく肥大化する「お骨サマの呪い」は、微塵の容赦もなく人の業を暴き立てる。
 祟りに踊り、呪いに踊られ、友宏はめくるめく怪談の階段を疾走する。その先にあったものは―――。
 
 「ひぐらしの鳴く頃に」の竜騎士07が綴った、小説家デビュー作が星海社FICTIONSで楽しめる。背筋と心にくる怪作ホラー、裏の裏そのまた裏までどうぞずずずいとご堪能あれ。

2013.04.16

さやわか
作品の魅力を伝えようとして書いています! そこがまずこのレビューのいいところでしょうか。しかし、そのぶんストーリーを語ることに集中してしまって、書き手がこの作品から何を感じたのかがわかりにくくなっている。だからこのレビューは宣伝文句としてはいいのだけれど、レビューとしてはちょっともったいない。レビュアー騎士団のレビューは、まずは何らかの意味で「愛情」の伝わるものを書いてくだされ。つまり「あなた自身」がどう感じたのかということを前面に出してかまわないってこと。別に無理をして宣伝する必要はないのです。何か「気持ち」が出ていれば、必ずみんな興味を持ってくれますぞ!面倒臭がりヤさんは「エレGY」のレビューも送っていただきましたが、今回は「鉄」とさせていただきました!

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