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読者レビュー

銅

『レッドドラゴン』

Webの片隅で愛を叫んでみた。

レビュアー:ユキムラ Adept

 すみませんが、流石にもう辛抱ならんので叫ばせてください。


   成田さーん、ちょー待ってたー!!


 ……ふぅ、ちょっとスッキリ。
 ぶっちゃけ、『レッドドラゴン』の更新の度に、出てくるのを待ち構えてたっちゃ。
そいで、何回も肩透かしをくらって。
恋する乙女並みに、待ち焦がれておったんですよー。


 私は、成田さんが好きだ。
 成田良悟という作家の調べる物語が好き。
『バッカーノ!』の馬鹿騒ぎに心躍らせ、『バウワウ!』みたいな復讐の狂宴に価値観を蹂躙される。
 成田良悟という作家が奏でるキャラクターが好き。
純粋な暴力に支配されているのにいいヒトな平和島静雄にきゅんきゅんして、数百年越し粘着質なフェルメートにニヤニヤする。
 成田さんが想像したモノに惹きつけられる。

 だから。
なんかもう、『レッドドラゴン』は鉄板すぐる。
出会う前から立ってるフラグ。
【成田良悟】がキャラクターの一人として紡いでゆく物語。
他の人との共演して作り上げるストーリーでありながら、同時に、成田節全開がすでに約束されているキャラ設定。

 今まで【成田良悟】を素通りできなかった私が、読まずにいられるワケがない!

最前線で『レッドドラゴン』を読む

2012.06.08

のぞみ
(●´・ω・`●)もう! ユキムラさんったら、そんなに成田さんのことお好きですのね! 待ち遠しいお気持ちが溢れていて、私まで嬉しくなりますわ~。
さやわか
たしかに! 成田良悟に対する気持ちは伝わってくるようです。「銅」が妥当かなと思います! ちょっとだけ気になったのは、『バッカーノ!』と『バウワウ!』については、かろうじて作品の何が好きなのかがわかる具体的な記述があったのですが、『レッドドラゴン』については、具体的に何がどう「成田節全開」なのか、なぜ魅力を感じたのか、全く伝わらない文章になっていたことです。レビューというのは作品を知らない人にも読んでもらうものだと思えば、これは少しもったいないかなと思います。ぜひ作品に則して魅力を伝えてみていただければ! ということで「銅」にいたしましょう。

本文はここまでです。