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読者レビュー

銅

レッドドラゴン

作家萌え

レビュアー:ラム Adept

僕が好きな作家?
たくさんいるよ。
そうだね、だいたい好きな作品を作った人だから好きになるんだけど、たまにあとがきやエッセイかなんか、作品に対する思いや趣味について語る姿に好感を覚えて好きになるね。
僕にとって作家はアイドルと同じなんだ。
何かを可愛いと思うことを、この国では萌えって言うんだろう?
性別なんて関係あるもんか!
僕もアイザック・アシモフに萌える日がくるなんて想像もしてなかった!
おっと、レッドドラゴンの話だったね。
レッドドラゴンには何人かの作家が登場するんだ。
もちろん僕の好きな作家ばかりさ。
なかなか個性的なメンバーが集まっててね、僕はゲームがあまり得意じゃないんだけど、レッドドラゴンはいつ誰に萌えるか分からないから目が離せない。
読み進んでいけば、いずれこのゲームにも詳しくなるはずだし、彼らの内面にも深く触れてもっと好きになっていくと思うよ。
他の人はどう思ってるか知らないけどね。
僕はTRPGを知らなくても十分エンジョイしてる。あぁ当然さ!
フィクションの世界ももちろん楽しいけど、それを作れるのは生きた人間だけだ。これほど愛すべき存在は他にないよ!

最前線で『レッドドラゴン』を読む

2012.04.23

さやわか
翻訳のような文体であり、おまけにインタビュー調を使って軽快に読ませながら、レッドドラゴンの魅力をプレイヤーたる人間にあると鋭く指摘している面白いレビューです。ただ、この趣向がわからない人にはちょっと読みにくさに繋がる部分もあると思います。たとえばあとがき云々からアイザック・アシモフのくだりなどはレッドドラゴンについて語るという本筋とはさほど関係ないですものね。普通の文体なら別個のこととして区別して書きやすかったでしょうが、この文体だと関係があるのかないのかパッと見ただけでは判別しにくい。しかし、文体を明るくする工夫はあっていいと思いますし、書き手が楽しんでいるのもわかります。ということで「銅」としましょう!

本文はここまでです。