武器としての決断思考
頭のなかの武器庫
レビュアー:よ・よ・よ
大学の生協で聞いた。「武器としての決断思考ありますか?」店員曰く、「あー、ないですねえ」。そりゃねーよな。アホウの集まる大学の生協に置いてあっても買う奴いねーし。あの質問をしてから三ヶ月。大学の生協を覗くと置いてあった。帯には「東大NO.1ベストセラー」。格の違いを感じたね。泊の違いも感じたけど。
授業形式の一冊。さすがにロジックを教える本だけあって、ロジカルな文章に加え、本なのに考える時間が設けられている。終始「論理的な正しさとは何か」という問題提起をし続けている。少しづつ議論が発展していく形も解りやすい。何より編集サイドの努力も見える。各章の終わりに大きな文字でまとめが書いてあり、近眼老眼なんでもござれ。さすが星海社と思わず首を縦にブンブン振った、電車の中で。
この本の最大の良いところは、ベターを求めていないことだ。人が考えるとき、その時点のベストを目指せという。不安定な経済状況が改善されない昨今、「本物」になりたければ、この本を読むべきだろう。
ジセダイで『武器としての決断思考』を読む
授業形式の一冊。さすがにロジックを教える本だけあって、ロジカルな文章に加え、本なのに考える時間が設けられている。終始「論理的な正しさとは何か」という問題提起をし続けている。少しづつ議論が発展していく形も解りやすい。何より編集サイドの努力も見える。各章の終わりに大きな文字でまとめが書いてあり、近眼老眼なんでもござれ。さすが星海社と思わず首を縦にブンブン振った、電車の中で。
この本の最大の良いところは、ベターを求めていないことだ。人が考えるとき、その時点のベストを目指せという。不安定な経済状況が改善されない昨今、「本物」になりたければ、この本を読むべきだろう。
ジセダイで『武器としての決断思考』を読む