君を守るためにぼくは夢をみる
明日への希望
レビュアー:ジョッキ生
児童文学に詰まっている純粋な想いっていいですね。大人が読んでも勇気をもらえます。
この作品は主人公朔が7年という時間に置いていかれ、7年後の世界に7年前に自分だけが取り残されるというファンタジーめいた話です。でもそこで起こる周りからの迫害は嫌にリアルでそこまで追い詰めなくてもと作者に言いたくなるくらい苛烈を極めます。読んでるこっちの心が痛むくらい本当に悲惨です。
でもだからこそ輝く朔という少年の純粋さがあって、彼がその絶望的な現状を乗り越えるために頑張るのは7年前に約束をした彼女砂緒ちゃんのためというこのピュアさが眩しいほどの光を放ちます。というか感動します。一人の女のために困難に立ち向かう男が格好悪いわけがない。たとえそれが小学生だとしてももう男前としか言いようが無い。
朔が頑張ってるなら僕も頑張ろうかな。そんな気持ちになってしまう。それはきっと純粋さが限りない力を持っているからに違いない。その力に後押しされるように前向きに歩いていく強さを僕は手に入れられた気がした。
僕も頑張るから朔も頑張れ。これを読んでるとそんな気持ちになってしまうのです。
この作品は主人公朔が7年という時間に置いていかれ、7年後の世界に7年前に自分だけが取り残されるというファンタジーめいた話です。でもそこで起こる周りからの迫害は嫌にリアルでそこまで追い詰めなくてもと作者に言いたくなるくらい苛烈を極めます。読んでるこっちの心が痛むくらい本当に悲惨です。
でもだからこそ輝く朔という少年の純粋さがあって、彼がその絶望的な現状を乗り越えるために頑張るのは7年前に約束をした彼女砂緒ちゃんのためというこのピュアさが眩しいほどの光を放ちます。というか感動します。一人の女のために困難に立ち向かう男が格好悪いわけがない。たとえそれが小学生だとしてももう男前としか言いようが無い。
朔が頑張ってるなら僕も頑張ろうかな。そんな気持ちになってしまう。それはきっと純粋さが限りない力を持っているからに違いない。その力に後押しされるように前向きに歩いていく強さを僕は手に入れられた気がした。
僕も頑張るから朔も頑張れ。これを読んでるとそんな気持ちになってしまうのです。