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読者レビュー

銅

レッドドラゴン

これから

レビュアー:ラム Adept

ダンガンロンパの帯だけで終わるはずがないとは思っていました。

そして、
遂にきました成田良悟!
まだ出てないけど\(^o^)/

レッドドラゴン!

豪華作家たちによるロールプレイングフィクション。

フィクションマスターの進行でストーリーが進んでいくテーブルトークのRPG。

そもそもゲームが大好きで、もし○○が〜なら、などのifストーリーを考えるのが大好きな成田に持ってこいなイベントじゃないですか。

しかも、奈須さんや虚淵さんたちと。
Fate熱が高まってエイプリルフールに二次創作公開したり、「Fate/Zero Tribute Arts -死にゆく者への祈り-」では、まだ本人に会ったことがない、と「僕の考えた虚淵さん」を創造したりしていた成田が。
胸が熱くなります。


成田良悟は良くも悪くもライトノベル的なキャラクター小説を書く。記号的かつ特徴的。そんなキャラクターたちが立ち回る群像劇を描くのが上手い。二枚のパズルを一枚の絵に仕上げるような、綺麗な収束を描く群像劇。
登場人物が多く、最終的に百人を超すこともある。
私はその中でもトリッキーな設定で、普通じゃないキャラクターが好き。成田の世界でしか生きられないようなワクワクと驚きを詰め込んだキャラクターが。
そんな通常ならざるキャラクターを生き生きと描く成田が、満を持して、まだ! 登場しない!
しかも名前も説明も???のままで。
イラストを一見しただけで 普通じゃねぇな 感は溢れ出てますけど!!!

レッドドラゴンでは、動かすキャラクターの設定はそれぞれ自分であらかじめ考えるらしい。

プロの作家たちが、全てを注ぐであろうキャラクター。

第一夜の五幕までで、他は出揃った。

残るは成田。

期待しかないのです。

2012.02.18

のぞみ
成田さんだけ、呼び方が違うところから、他の作家さんよりも、一層大好きなんだって気持ちが伝わってきますわ!
さやわか
前から何度か言っていますが、こういうファン目線のレビューはわりと好きです。しかしただ書けばいいというわけではなくて、いかに対象を自分が愛しているかということが熱っぽく伝わるレビューがいいのですな。そういう意味でこれはいいものでした。「銅」の基準である「愛情」を満たしていると言えましょう!
のぞみ
すごく楽しみにしているという期待感が、読んでいて、こちらもあつくさせますわ〜!
さやわか
そうですな! こういうレビューは自分の気持ちを書いているわけですが、結果的に読んでいる人の心を盛り上げてくれるのです。だからいい。常にそうなのですが「信者の文章だからたいしたことはない」みたいなことは言うことができない。なぜなら、斜に構えた態度ではこんな強度のある文章はおいそれと書けないからです。あっ、これけっこう大事なことなんですぞ!

本文はここまでです。