『iKILL』
生きるってなんだろう。
レビュアー:ユキムラ
『iKILL』を初めて読んだとき私が抱いた感想は、重い...だった。
私はこの『iKILL』という作品を、割とスタイリッシュでさっぱりとした物語だと思い込んでいたのだ。
飲み物でたとえるなら、麦茶あたりだろうか。
くどくなくて、喉に引っかからずにするする飲めるイメージ。
実際はウィスキーだった。
噴くわさ。
一気飲みとかできんし。
つーか、相手選びすぎるけん。
ページをめくる手は徐々に早くなり、その一方で心は重くなる。
ヤバイ、今の落ち込みぎみのテンションで読むんじゃなかった!という後悔。
積読本を減らそうと早起きを頑張った休日が、たった一冊のせいで断念に終わる予感をシュピーン☆ミと受信する。
なのに、止められない。
カルビーの某商品じゃないのに、やめられない//とめられない♪
その気になれば目を逸らせるはずの、たかが紙片。
けれどそこには、一歩間違えば自分にありえるかも知れない未来があって。
電車に乗ったとき、隣に座った人が出くわしているかもしれない現在があって。
知人の誰かが味わったかもしれない過去があって。
そんな『かもしれない』を持ち味にして、このウィスキーはワタシという名の読者に告げる。
――生きているとは何ぞや、と。
はっきり言って、軽い気持ちで手を伸ばすことはお勧めしない。
重い話とか若干グロってるのとか、苦手な人に強制なんてできやしない。
だから、『ウィスキーが好きな人』に限って、心身の状態が万全なときに、この【ウィスキー】を読んでほしい。
だいじょうぶ!
最終的に、読んでソンはしないから!!
私はこの『iKILL』という作品を、割とスタイリッシュでさっぱりとした物語だと思い込んでいたのだ。
飲み物でたとえるなら、麦茶あたりだろうか。
くどくなくて、喉に引っかからずにするする飲めるイメージ。
実際はウィスキーだった。
噴くわさ。
一気飲みとかできんし。
つーか、相手選びすぎるけん。
ページをめくる手は徐々に早くなり、その一方で心は重くなる。
ヤバイ、今の落ち込みぎみのテンションで読むんじゃなかった!という後悔。
積読本を減らそうと早起きを頑張った休日が、たった一冊のせいで断念に終わる予感をシュピーン☆ミと受信する。
なのに、止められない。
カルビーの某商品じゃないのに、やめられない//とめられない♪
その気になれば目を逸らせるはずの、たかが紙片。
けれどそこには、一歩間違えば自分にありえるかも知れない未来があって。
電車に乗ったとき、隣に座った人が出くわしているかもしれない現在があって。
知人の誰かが味わったかもしれない過去があって。
そんな『かもしれない』を持ち味にして、このウィスキーはワタシという名の読者に告げる。
――生きているとは何ぞや、と。
はっきり言って、軽い気持ちで手を伸ばすことはお勧めしない。
重い話とか若干グロってるのとか、苦手な人に強制なんてできやしない。
だから、『ウィスキーが好きな人』に限って、心身の状態が万全なときに、この【ウィスキー】を読んでほしい。
だいじょうぶ!
最終的に、読んでソンはしないから!!