ふつおたがいつもより少なくて姫が涙目と聞いて。
レビュにちわ！

さて、暑い日が続く日本の夏なわけですが、姫や団長はいかがお過ごしでしょうか。
私が大学生活を送る京都は盆地ゆえハンパでない暑さになるのですが、過酷な生活を送る我々への気遣いでしょう、今日はこんなものが大学生協の食堂に置かれていました。

その名も、「納豆アイス」！
キャッチコピーは「糸引く美味しさ！」
わあい、生協のおばちゃんありがとう！ 嬉しいな！

………………。

私とて関西人。ましてや京都の大学生。悪ノリしなけりゃ沽券に関わります。
と、いうわけで。買ってみました！
じゃじゃーん！

ぎゃあ！ なんか見えてる!?
……おそるおそるスプーンを突き刺します。
まずは小手調べ、真っ白いアイスの部分を一口。
……あれ。……普通？
少しガッカリした次の瞬間、来ました。ヤツです。冷凍庫の中で活動を休止していた、納豆菌が活動を再開したのです！
粘り、糸を引くアイス……！トルコアイスでも ないくせに！
ここまで来たらあとは勢い、納豆の部分も美味しく頂こうじゃないか！ と口に含んだ、わけ、です、が……。
納豆です。
国産ひきわり納豆です。
あの独特の風味がアイスと一緒に楽しめます。
……しばし無言でスプーンを動かします。

さて。
ゲテモノの常と言いますか、慣れてしまえばこちらのもの、もはや驚きもなく美味しく食べれてしまいます。
「終わってみればこんなものか……」
そんな、寂しさにも似た気持ちに包まれ、カップの蓋を閉じた、そのとき。

なんて悪魔めいた記述……。
重ねて言います。
私は関西人、アホの子です。
「関西人には逃げたらあかんときがあるんや……」
というわけで二個目です。
日本経済の活性化を祈ってふたたびレジに並びます(嘘)。
さすがに直接かけるのは躊躇われるので、蓋にアイスを出して、そこを醤油皿にしつつ食べてみます。

………………。

……あれ。
……お、美味しい？

なんということでしょう。
スイカに塩、メロンに生ハムの「甘いものには塩気」理論はここでも有効だったのです……！
しかし忘れてはならないのはバニラアイスに醤油をかけてもこの味にはなりません。
「糸を引く美味しさ」の納豆アイスだからこそ醤油をかけても違和感がないのです！
すごいぞ納豆！

…………。
………………。

なんだかオチが行方不明になってしまいましたが、えー。
とりあえず、夏の暑さに負けないこと、そして未知の世界に飛び込んでいくこと、そういうのって大事ですよね！

のぞみ姫、さやわか団長、暑さに負けず頑張りましょうね～！