非実在推理少女あ~や
Infinity
レビュアー:ひかけ
とりあえず私は今出てる話まですべて読み終え、レビューを書こうとPCの前で深呼吸した。そして声を大にして言いたいことがひとつだけある。
そ ろ そ ろ ツ ッ コ ミ い れ て い い で す か ?
ええ、最後までツッコミいれるのを我慢しましたとも。大和さんの金をとったレビューを読み、真面目に書きたいと思いましたよ。でもこの作品はそうさせてくれないんですよ…関西人の血が騒ぎますね。
まずなぜグラウンドの整地するためのコンダラが生徒会室にあるのか。しかもそれが死因。私は疑問符を浮かべるというよりむしろ体が勝手に反応してしまいました。「なんでやねん。」と。しかもコンダラって言うのあれ?初めて知ったわ!ってこんな驚きに時間を割いてる暇はない。次だ次。やはり登場人物間の最初の出会いって特別だよねどんな物語でも。……なんで男子トイレで出会ってるの!?というかあーやなんで男子トイレに居座ってるの!あとバスカヴィルってミドルネームかっこつけすぎやん!あと少し遅れたけどどっかの「真実はいつもひとつ」っていう数学の命題みたいなセリフが印象的な、推理マンガと言えば「アレ」みたいなのに出てくるいつも眠らされる例のあのおっちゃんばりの推理でなぜ捕まったあめり!そしてあめりかわいいんだけどちくしょう!あとそこ靴下クンカクンカしない!そしてそこ!せっかくかわいいと思ったあめりをなんで改変してんの!マイナス方向に!というかツッコミすぎてこれかなり長くなりそうだけど大丈夫なのか俺!いや、やめる気ないけど!そして次の推理はベクトル変わってないんですけど!やっぱりあめりの肉体が改変されてるんですけど!その次の推理はベクトル変わったけど!変わったけどコンダラ敵になるのかよ!しかも地味にコンダラ怪人(ローリングキラー)かわいいんですけど!俺だけな気もするがこのまま話続けるよ!もう私のツッコミ嫌って人は右上にある×ボタンを押してこのページを閉じてね!というか2回目見てて気づいたけど礼堂警部の被ってるのこれスカートですよね!けしからn…なにそれうらやましい!てかコンダラ怪人こんなにいたのな!そして死亡フラグ立てるなそこ!そして即回収すんなよ!そして孫!ナイスドロップキックだ!俺もその場にいたらやってたわ!はい次!えー次…生徒会室何階ですかこれ!並みの鍛え方じゃ昇れないですよこれ!改変されたあめりばりの筋肉いると思うのですが!あとエクスクラメーションマーク多いなってツッコミは受け付けておりませんのであしからず!愛のために強くなるのはわからんでもないけど相手コンダラだよ!?目を覚まして会長!そして回想シーンの最後どこに光いれてるの!あと刑事さんたちそれは紳士と違う!変態や!いや、戦士でもない!変態や!お願い気づいて!ってあめりもですか!?ってえ!?礼堂刑事勝手にソウルメイト名乗らないで!こっちが恥ずかしいよ!そしてこのお墓はすごく恥ずかしいよ!?…うんうん。コンダラと共に眠るなら本望だろう。なるほど一理あるかもしれなってそんなわけあるか!ひとりノリツッコミしたわ寂しっ!俺寂しっ!(※本編を思い出しながら読むのを推奨します。)
……ふぅ。言いたいことがキリの良いところまで言えて満足です。非常に満足です。あ、そこドン引きするのやめてくださいお願いします。まぁ私も意味もなくこんなツッコミをしたりしませんよ。
普通、推理小説とか推理マンガっていろいろな証拠を集め論理的にそれらを組み立てて、犯人を追い詰めたりしてストーリーが進むじゃないですか。しかしこれは、「非実在推理少女あ~や」は違う。まず真実がひとつじゃない。自身が思い描く一番良いストーリーを選べる。まずそこにおもしろさと話の広がりを感じた。だって一種の「想像」という形で真実が固定されてしまうのだから。「妄想」に変えても差し支えない。だから何をしても許されるし、普通じゃ考えられないことだってできる。これは正直「新しい」と思った。完璧な正解というものが存在せず、そこに「事件」が横たわっているだけ。いか様にも解釈できる。ならば何が起こるか。
新しい形での読者の参加だ。
推理小説をあまり読んだことがないので一概にそうだとは言えないが、普通推理小説はいろいろなところに散りばめられている証拠というかヒントを探しだし、事件を定義し、解決へと導くものだと思っている。ようするにヒントがないと話が進まないのだ。だから作者は話を進めるための新たなヒントを書かなくてはならない。そして読者はヒントを見つけながら自分なりの考えを持ち、作者の出す答えに対して反応する。「合ってた。」だとか「良い意味で裏切られた。」とか。自分の考えを組み立てるまでの過程がおもしろくて推理小説を読む人もいるだろう。何にせよ読者も作者もひとつの方向に向かって進むしかないのだ。「ひとつの絶対的な真実」というものに向かって。
でもこの「非実在推理少女あ~や」という作品はそうした参加ができない。だから読者は違った捉え方をしていきながら読み進めなければならない。私の場合上にあるツッコミになるわけだが。大和さんは話作っちゃったりしてるけど。つまり各個人でどういう読み方をしてもいいわけ。ミステリーなのに。あ、あと作者と同じ妄想をしながら読み進めた人はあ~やの続きの話考えて代筆してくださいお願いします。続き読みたいので。
真実はもはや無限に存在する。この作品の中では。だからこそミステリ界への「果たし状」という位置づけになっているのではないだろうか。完璧な真実などない。そして真実はひとつじゃない。ならばこの作品の未来性は――無限大だ。そしてそれに食らいついて行く読者の未来性もまた――無限大だ。
私のこのレビューが他の読者の未来性を広げるものとなればと節に願う。
そ ろ そ ろ ツ ッ コ ミ い れ て い い で す か ?
ええ、最後までツッコミいれるのを我慢しましたとも。大和さんの金をとったレビューを読み、真面目に書きたいと思いましたよ。でもこの作品はそうさせてくれないんですよ…関西人の血が騒ぎますね。
まずなぜグラウンドの整地するためのコンダラが生徒会室にあるのか。しかもそれが死因。私は疑問符を浮かべるというよりむしろ体が勝手に反応してしまいました。「なんでやねん。」と。しかもコンダラって言うのあれ?初めて知ったわ!ってこんな驚きに時間を割いてる暇はない。次だ次。やはり登場人物間の最初の出会いって特別だよねどんな物語でも。……なんで男子トイレで出会ってるの!?というかあーやなんで男子トイレに居座ってるの!あとバスカヴィルってミドルネームかっこつけすぎやん!あと少し遅れたけどどっかの「真実はいつもひとつ」っていう数学の命題みたいなセリフが印象的な、推理マンガと言えば「アレ」みたいなのに出てくるいつも眠らされる例のあのおっちゃんばりの推理でなぜ捕まったあめり!そしてあめりかわいいんだけどちくしょう!あとそこ靴下クンカクンカしない!そしてそこ!せっかくかわいいと思ったあめりをなんで改変してんの!マイナス方向に!というかツッコミすぎてこれかなり長くなりそうだけど大丈夫なのか俺!いや、やめる気ないけど!そして次の推理はベクトル変わってないんですけど!やっぱりあめりの肉体が改変されてるんですけど!その次の推理はベクトル変わったけど!変わったけどコンダラ敵になるのかよ!しかも地味にコンダラ怪人(ローリングキラー)かわいいんですけど!俺だけな気もするがこのまま話続けるよ!もう私のツッコミ嫌って人は右上にある×ボタンを押してこのページを閉じてね!というか2回目見てて気づいたけど礼堂警部の被ってるのこれスカートですよね!けしからn…なにそれうらやましい!てかコンダラ怪人こんなにいたのな!そして死亡フラグ立てるなそこ!そして即回収すんなよ!そして孫!ナイスドロップキックだ!俺もその場にいたらやってたわ!はい次!えー次…生徒会室何階ですかこれ!並みの鍛え方じゃ昇れないですよこれ!改変されたあめりばりの筋肉いると思うのですが!あとエクスクラメーションマーク多いなってツッコミは受け付けておりませんのであしからず!愛のために強くなるのはわからんでもないけど相手コンダラだよ!?目を覚まして会長!そして回想シーンの最後どこに光いれてるの!あと刑事さんたちそれは紳士と違う!変態や!いや、戦士でもない!変態や!お願い気づいて!ってあめりもですか!?ってえ!?礼堂刑事勝手にソウルメイト名乗らないで!こっちが恥ずかしいよ!そしてこのお墓はすごく恥ずかしいよ!?…うんうん。コンダラと共に眠るなら本望だろう。なるほど一理あるかもしれなってそんなわけあるか!ひとりノリツッコミしたわ寂しっ!俺寂しっ!(※本編を思い出しながら読むのを推奨します。)
……ふぅ。言いたいことがキリの良いところまで言えて満足です。非常に満足です。あ、そこドン引きするのやめてくださいお願いします。まぁ私も意味もなくこんなツッコミをしたりしませんよ。
普通、推理小説とか推理マンガっていろいろな証拠を集め論理的にそれらを組み立てて、犯人を追い詰めたりしてストーリーが進むじゃないですか。しかしこれは、「非実在推理少女あ~や」は違う。まず真実がひとつじゃない。自身が思い描く一番良いストーリーを選べる。まずそこにおもしろさと話の広がりを感じた。だって一種の「想像」という形で真実が固定されてしまうのだから。「妄想」に変えても差し支えない。だから何をしても許されるし、普通じゃ考えられないことだってできる。これは正直「新しい」と思った。完璧な正解というものが存在せず、そこに「事件」が横たわっているだけ。いか様にも解釈できる。ならば何が起こるか。
新しい形での読者の参加だ。
推理小説をあまり読んだことがないので一概にそうだとは言えないが、普通推理小説はいろいろなところに散りばめられている証拠というかヒントを探しだし、事件を定義し、解決へと導くものだと思っている。ようするにヒントがないと話が進まないのだ。だから作者は話を進めるための新たなヒントを書かなくてはならない。そして読者はヒントを見つけながら自分なりの考えを持ち、作者の出す答えに対して反応する。「合ってた。」だとか「良い意味で裏切られた。」とか。自分の考えを組み立てるまでの過程がおもしろくて推理小説を読む人もいるだろう。何にせよ読者も作者もひとつの方向に向かって進むしかないのだ。「ひとつの絶対的な真実」というものに向かって。
でもこの「非実在推理少女あ~や」という作品はそうした参加ができない。だから読者は違った捉え方をしていきながら読み進めなければならない。私の場合上にあるツッコミになるわけだが。大和さんは話作っちゃったりしてるけど。つまり各個人でどういう読み方をしてもいいわけ。ミステリーなのに。あ、あと作者と同じ妄想をしながら読み進めた人はあ~やの続きの話考えて代筆してくださいお願いします。続き読みたいので。
真実はもはや無限に存在する。この作品の中では。だからこそミステリ界への「果たし状」という位置づけになっているのではないだろうか。完璧な真実などない。そして真実はひとつじゃない。ならばこの作品の未来性は――無限大だ。そしてそれに食らいついて行く読者の未来性もまた――無限大だ。
私のこのレビューが他の読者の未来性を広げるものとなればと節に願う。