ここから本文です。

読者レビュー

銅

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編

ひぐらしのなく頃に

レビュアー:sakuran Novice

「ひぐらし」を知ったのはほんの2年前、入学した学校の教室で友人が妖艶な目をした女の子の描かれたボックスに入った本を読んでいるのを見たときでした。

その箱を裏返して見てみると、表紙に映った女の子・レナが持っていたのは―――鉈。
そのイラストがすごく衝撃的で印象に残っていました。

そして周りの多くの人が読んでいることを知り、2年前に教室でひぐらしを読んでいた友達から鬼隠し編上下巻を借り、読み終えたのが1週間前。


―――――面白い。


それがまず出てきた感想でした。
もともと背徳的な物語には惹かれやすい私でしたが、可愛い女の子達の二面性、主人公・圭一の逃走劇とテンポのいいストーリーの流れもあいまってつい読み込んでしまいました。

是非続きも読んでみたく思います。

2011.06.01

のぞみ
「ひぐらし」との出会いとこれから、が書かれていて、時間の流れが良いなと思いました。
さやわか
出会いから読むまで二年越しの話なのですな! 「2年前」「1週間前」など時期を意識した書き方がレトリックとしてうまく働いています。時間の経過が何をもたらしているかは明言されていないのですが、気になる書き方で、ちょっとうまい。
のぞみ
さらりと、どんな話であるか説明もされてて良かったなぁと思います。
さやわか
そうですな。レビューとしては素朴な感想に近いのですが、どのような内容なのか一通りわかるようになっていて、そこがよろしい! ということで「銅」を進呈いたします。

本文はここまでです。