サクラコ・アトミカ
ロマンティックな台詞に胸がっ!
レビュアー:matareyo
自分のことをバケモノだと言う牢番。彼は囚われのお姫様に言う。
「ねえサクラコ。きみのこころが見たいよ」
おおぅ。なんだこの甘い言葉はっ! なんか撃ちぬかれちゃったよ!
バケモノには「こころ」がわからない。でもね、私にだってそれはよくわからない。見えないし。どこにあるのかもわからないし。
そんなよくわからない「こころ」を追い求めて信じ続ける。それがこの物語。
私はこのセリフこそが、この物語そのものだと思うんだ。
だってこの時、牢番とお姫様の「こころ」が見えた気がしたから。私の「こころ」が撃ちぬかれたから。
「ねえサクラコ。きみのこころが見たいよ」
おおぅ。なんだこの甘い言葉はっ! なんか撃ちぬかれちゃったよ!
バケモノには「こころ」がわからない。でもね、私にだってそれはよくわからない。見えないし。どこにあるのかもわからないし。
そんなよくわからない「こころ」を追い求めて信じ続ける。それがこの物語。
私はこのセリフこそが、この物語そのものだと思うんだ。
だってこの時、牢番とお姫様の「こころ」が見えた気がしたから。私の「こころ」が撃ちぬかれたから。