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読者レビュー

銀

決断できる人は2択で考える

ビーフオアチキン?

レビュアー:ラム Adept

題名の通りである。

小学生の頃、書道で新しく書いた1枚と前のものを比べて、上手に書けた方を勝ち残りで提出していたのを思い出した。

実際の生活でも、そうやって無意識に2択を続けて決断しているらしい。

それを、こういう時は必ず右、とかこうする、とか意識的に決めておくのが即断即決できる秘訣だそう。

面白いのは、あくまで決断できるというだけなところだ。
決断したから運気があがるわけでも成功者になれるわけでもない。悩まなくていいことでうだうだ迷う時間を節約できるだけ。
即断即決が全て!というわけではない。決断することで時間を有効活用するだけだ。悩むべきところで悩める時間があるように。

好きになる俳優がアヒル口ばっかりで、顔しか好きじゃないのかなってちょっと悩んでたわけ。
そういう顔が好きなんだからしょうがないって、割り切ればいいんだと書いてあってちょっと衝撃だった。
確かに考えてもどうしようもなかったわははははは!!

でも買い物とかは、悩みながら決める方が楽しいときもある。こういうのは、決断できなくて困ることでもない。そういう時間の使い方が嫌いではないわたしは完全に優柔不断です。
でも、いざというときにはきっと。

2014.06.18

さくら
私も人と出かけた時にはすぐに決めるという見栄(?)を頑張っていた事がありますわ!お買いものや注文がスマートにできる人はできる人の証!。困った時にはビールと決めておくのもきっと即時即決の秘訣ですわね?え。違う?
さやわか
えー!いいなあ。僕はすごい優柔不断なんですよね……。しかも、決断したところで運気が上がるわけでもないとかって……。とか、レビューの講評でもなんでもない話をいきなり始めてしまいましたが、そもそも本を発端としつつ決断のあり方について話題を広げるレビューだったから、これを読んだ姫や僕もそういう感想を持ったのかな、と思います。そういう意味では、読み手が次々と考えを広げていけるいいレビューだと思いますぞ。この本を読んで何を得られるかという読者価値を紹介する内容としてはちょっと弱いわけですが、しかし読者にちゃんと何かを思わせる。たぶん、本の内容に触れている部分とそうでない部分のバランスがいいのだと思います。これを読んで本に興味を持つかどうかは読み手次第ですが、僕は面白く読めました。ちょっとオマケになるかもしれませんが「銀」とさせていただきます!

本文はここまでです。