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「マフィアの日」のレビュー

銅

「マフィアの日」

The day of Mafia

レビュアー:牛島 AdeptAdept

『マージナル・オペレーション』は今から少しだけ未来――2020年代初頭の世界の話だ。我々がいま生きている世界の延長線上に、この物語は存在する。ちなみに、作中の未来が来た頃には、自分はアラタとほとんど同い歳になっているはずだ。

 そう。俺はアラタと同世代である。……つまり「マフィアの日」を迎えたとき、俺は梶田よりも年上になっているのだ。

 梶田。スキンヘッドにサングラスの、革ジャンを着た男。報われないと知りながら、日に陰に愛する女性を守り続ける男。
 梶田。ハードボイルド、いぶし銀……そんな言葉ではとても語れない生き様を貫く、男の中の男。
 梶田。意外と子どもに人気のマフィア。
 おお梶田。教えてくれ、いったいどんな人生を送れば、かくも「男の魅力」を身につけられるのか。

 ……きっと俺はマフィアにはなれないだろう。だからこそ、梶田という男にこうも憧れるのだ。

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2014.06.18

「マフィアの日」のレビュー

銅

マフィアの日

あら、いい男

レビュアー:ジョッキ生 KnightKnight

なんてハードボイルドだ。好きな女を追って海外に渡り、そこでひっそりと彼女を守り続ける。彼女の心が別の男にあると知ってても・・・・・・。

革ジャン、グラサン、スキンヘッドと三種の神器を揃えた。そんなマフィア・梶田を中心に描かれる、今回の『マージナル・オペレーション』外伝。切なくてなんか泣きそうだ。

だが、報われなくても奉仕し続ける。この男の生き様や良し。それでこそ漢だぜ。無愛想なくせに、子供に優しくて。他人の恋は応援できても、自分の恋は手につかない。そんな不器用さも好きだ。

惚れる。惚れてしまうなー。俺が女だったら猛烈アタックだったぜ。でも、こいつはそんなアプローチには見向きもせず、ただ彼女を見続けるんだろうなー。

何だろう。想像しただけで嫉妬してしまいそうだ。俺、男なのに。いい男ってそういうもんなのかなー。好きな女には縁がないが、見知らぬ男に好かれる。それがマフィア・梶田。なのかもしれない。

頑張れ梶田。もし、彼女を諦めたその時は、性転換した俺が慰めてやるからなー!

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2014.04.22


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