ここから本文です。

読者レビュー

銅

レッドドラゴン

深謀遠慮

レビュアー:ラム Adept

長かった物語がようやく終焉を迎えた。
それは、とても素晴らしい出来事だった。
それぞれの思惑の中、おめでとう、と心から祝福できる最高の幕引きだったと思う。

忌ブキは最高に主人公だった。

エィハは忌ブキのために気を抜けない戦場を闘いきった。

婁さんは最初から変わらない。

スアローも、禍グラバも、正反対ながら同じ思いで出来る限りを尽力していた。

そして、GMと、RPFを裏で支え、作り上げたスタッフの方々。正直、なんかすげぇことが起こってたのにきれいにまとまってしまったのはプレイヤーだけの力ではないと思う。

好きな作家さんたちが集まって楽しそうなことをやっている、と思っていた。
今も、思っているけど、そのための努力も途方もないものなんだろうって今なら分かります。

ありがとう、皆さんお疲れ様。

2014.06.18

さくら
物語の自由度の高いTRPG形式の作品に、レビューのタイトルとしてつけられた意味深な「深謀遠慮」という言葉。レビュー本文ではどこの部分を指していたのかなーと気になりましたわ。
さやわか
深謀遠慮というタイトル自体が深謀遠慮なものを感じさせるという意味ですかな(笑)。物語の終わりを祝福する内容としては実感が素直に出ていて、また作者たちに対する愛情も強く出ているので好ましいと思います。気になるのは姫も指摘されているように、物語のどういう部分に深謀遠慮なものを感じるのか、そこがもうちょっとだけ具体的に説明されていると読んでいて「なるほど」と首肯できる内容になるかもな、ということでした。このレビューはあえてシンプルに書かれているわけですが、読者に説得的に読ませるには、ある程度は具体的にどこでどう思ったかを書くといいですよね。そのへんのバランスは難しいですがやりがいはあるところかなと思いますぞ。

本文はここまでです。