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読者レビュー

銅

「マージナル・オペレーション」

中国民間人の目に映る中国のイメージ

レビュアー:ookamiwdmmsyj

記事のような第一巻と比べるとだんだんドラマティックになっていると思います。

最近マギ(漫画)も読んでいますので、煌帝国のイメージも明らかに本作中の中国に似ていると思います。もちろん煌帝国と比べて本作中のほうは(自分の知る)現実に似て非なるものになっています。

中国のイメージについて特に日本の方々に自分(民間人の視点から)の考えを伝えたいと思います。

中国のバブル崩壊は時間の問題だと世界中が思うかもしれませんが、権力は分立してない、今も集中されている中国ではそう簡単に崩壊しないと思います。
歴史上アメリカや日本などのバブル崩壊は経験にもなって、市場を中国特有の【政府(貴族)コントロール】でいくつかの均衡を見出すことは可能だと思います。(貴族でないかぎり、政府要員にまずなれない)
まずなによりの証拠として、銀行貯金保有量(残高?)が40万億元くらい維持してること。まだ貯金されてない手元に残る現金もかなりあるはずです。
中国には文化というものはほとんど残ってない今でも、【貯金】そのものは庶民文化になると思います。まだ25で普通に会社員やってる自分は、子供のころから親に貯金の【習慣】を身につけられました、これからも未来の金に手を出さない主義です(来月で返す金は必ず予め用意してクレジットカードを使うのはあり(割引やサービス目当てとかで))。
これからの世代はどうなるかっていう話なら、自分はこういう考えがあります。

中二度の下がった自分が、【貯金】は【庶民】が【貴族】と【均衡の一つ】を取る戦略だと思います。
未来の金を使って市場を活性化することができますが、バブルの根拠もそこにあります。中国の場合、市場は自発で活性化になるのではなく(民間人にとって未来の金を使う流れが極めて薄い)、政府が直接関与して市場を調整するのです。そして今のバブルは不動産業にしかほぼ存在しないです(他の産業は不動産業に比べると小さすぎ)。
つまり中国でマーケティングしたいなら、貴族と仲良くしない限り、まず大儲けすることは不可能だと思います。

庶民としての優勢戦略(の一つ)はやはり他国の国籍を取ることだと思います。
これからの世代は皆自分より優秀だと思います。実は中国のイメージを自分より深く理解してる高校生に会うことがあります。
つまり【庶民】は理性でいられる限り、意識ででも無意識ででも【貴族】との【均衡】を取ることになります。(政府の見えない手が極めて大きい、感情をも操ることさえ。例えば、政府(影)による民間人にテロ実施して、【民間人の貴族への憤慨】を転移することもあり(憤慨を恐怖、平和になりたい気持ちの操作)、陰謀論になるけど【以上あくまでも【例え!!!!】】)
均衡が保つ限りバブルは崩壊しないと思います。

が、周辺に侵略したがないことは証明できません。

つまり無駄話がいっぱいになりますのでごめんなさい。だが自分の、少しでも増しなイメージを伝えたい気持ちはつたえたのかな。

以上は中国の一民間人の独自見解です、皆の創作や何でもに役に立てればと。

2014.03.27

さくら
レビュー対象については触れられていなかったのかな?と感じました。マージナル・オペレーションで出てくる中国と実際の中国のイメージをookamiwdmmsyjさん視点で語って頂くレビューになったら個性が出て面白そうです。
さやわか
このレビュー、なんか個人的にはすごく面白かったです。なぜかというとこれを書かれたのは「中国の一民間人」というだけあってどうやら中国にお住まいの方で、これこそ、他の人とは違う、オリジナルな視点を持ったレビューなわけです。だからそれだけで価値がある。すごく興味深い。しかし、だからこそ少しだけ残念なのは、書き手の主張、書き手のこだわりたい思いが募っているために、姫もおっしゃっているように、作品内容からどんどん離れたレビューになっていってしまったことでしょうかな。強い主張があること自体は全く悪いことではないと思います。でも冒頭を読めばこのレビューが作品からインスパイアされた文章であるのはわかるので、だからこそ、最後まで作品内容に寄り添いながら自説を繰り広げてくれたらよかったかもしれないと思います。作品に対する思いよりも、自分の説を語ろうとする思いが勝ってしまうと、読者はレビューを読んでくれなくなります。そこがもったいない。それができれば、まさしくookamiwdmmsyjさんにしか書けない、素晴らしいレビューになると思いますぞ!ということで「銅」にいたしました!

本文はここまでです。