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待っていて

今日からの執筆および日記は、頂いたちゃぶ台のうえに新型パソコンを載せて書いている。床の上に置いていた頃とは、キーボードを打つ速度が明らかに変わった。書きやすくなっているのだ。長編を書いていくためには、この書きやすさは必ず深い意味を持ってくる。

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上京作家

ニコ生では、佐藤さんの話を皮切りに、上京についての話が主に語られた。

僕が上京した経緯についてや、北海道でいかにぬるま湯につかった生活をしていたなのか、などについても、だ。

当事者である僕にとっては耳の痛い話も多いが、僕のような立場の人から、年齢的に若いすべての人が見て聞くべき話が山盛りの放送だった。

 

誰にも分からない五年後の自分のため、小説を書いていく決意を新たにした。

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友達な作家

開店から数時間して、瞬間的にお客さんが立て続けに来店してきた時間帯があった。

感覚的に大丈夫、と思える瞬間を探しながら接客を続けたが、細かいミスは減らなかった。

 

注文の際に、コーヒーやアイスコーヒーが何杯出たのか確認するためにメモを取ることになっていたのだが、それの書き損じがあった。

一度や二度の書き忘れではない、ということがこの問題のすべてだった。

AをやったらBをする。BのあとはCをやる、というが基本の流れなのだが、AとBが終わった段階でCの存在をすっぽり頭の中から忘れている。そんなミスが多かった。

 

接客に関しても終盤に近づくにつれ、ひどくなっていった。

疲弊している様子を隠さず、舌足らずなのに早口になっていて、ずいぶんお客さんに気を使わせてしまったと思う。

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かっけぇぇ作家

説明するまでもなく納得されそうなことだが、中高大の学生時代、実に残念な青春時代を過ごしてきた。

とはいえだ。飲食店に入った経験ぐらいはある。

ウエイター、ウエイトレスがどういった仕事をするのか、百回はないかもしれないが、何十回と見たことはある。『WORKING!!』も観ていたのでぼんやりとしたイメージは出来ていたつもりになっていた。

 

ぼんやり以上でも以下でもなかった。

ウエイターという仕事の細部について何の理解もなかった僕は、氷を作ることすらまともにできず、コーヒーを出す手順では毎回のようにあたふたしていた。

具体的に出来たことといえば、渡辺さん(@kozysan)の怒りの沸点をひたすらに刺激しまくったことくらいだ。本当になんにもできなかった。

僕の給仕仕事は、そんなレベルから始まった。

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