作品No.0004 M子といじめっ子

持丸 最後の最後のコマが決まりましたね。
榎本 最後のオチはとても良かったです! その爽やかな感じで前半の陰湿ないじめという題材も笑いで吹き飛ばすような作品にしてほしかったです。
岡村 真相の部分はいわゆる「大きな嘘」の設定で、意外性があり良かったです。内容はいろいろな方向性がある反面、逆に言うと見せ所が定まっていない印象でした。
前田 アクロバティックな展開ですね! 伏線を全く張ってないからこそ意外な真相に驚けるのですが、伏線がある方が作品としては読みやすく、感情移入しやすいと思います。
岩間 主人公の正体が明かされる鮮烈な展開と、一癖あるキャラクター造形には目を見張るものがありました。一方でキャラが立っているからこそ、物語全体の構成はもっと磨きをかけ考え抜くことができたはず。各エピソードのつながりや情報の出し方を意識して整理すれば、より伝わりやすくなると思います。
丸茂 マゾヒストであることと、いじめとしての暴力を許容することは別ごとかと思うので、その点は大きく引っかかりました。いじめを引き起こして、犯人を追い詰める、ある種のスパイものな感じはユニークだと思います。ただ読んでいて笑えるかというと、厳しいと思いました。個人的には気持ちよく応援できる関係性を読みたいです。


