作品No.0001 縁の下の舞
岩間 とてもおもしろく拝読しました! 守護霊のバトルがどのように展開されるのか気になりました。一方で10ページの中のほとんどがプロローグにあたる構成になっている印象を受けました。物語の世界観や背景を丁寧に描いていただいている一方で、読者が最も惹かれるであろう「守護霊がどのように主人公を守るのか」という作品の魅力が、出てきていないように思います。この守護霊の存在こそが、本作の大きな魅力になるはずですので、できるだけ早い段階でその力や個性が読者に伝わるような展開を見せていただけると、より引き込まれる作品になったと思います。
栗田 事故物件に住む設定や山田くんの動じなさすぎるキャラはおもしろいと思ったのですが、10本中での見せ場や盛り上がりをもっと演出できたらグッとよくなるはずなので、惜しいと感じました。
持丸 設定は早めにわかるほうがいいですね。
前田 絵の構図のバリエーションがあり、4コマにマッチしているのが素晴らしいと思います。
岡村 絵やセリフなどスッキリしていて読みやすいです。ただ構成がやや安直すぎる印象です。同じ内容でも見せる順番などを変えればもっと早く見せ場に進められ、もう1つ見せ場を作れそうでした。