5人の執筆陣小太刀右京が語るイース 「イースとの再会」

『イース』という作品との出会いは、自分の場合ファミコン版『イース』になります。色々とアレンジがかかっていることで有名な同作ですが、当時小学生だった自分は「大人のパソコンゲームの香り(当時は子供はファミコン、大人はアーケードやパソコンという雰囲気だったのです)」を感じ取って、大層面白く遊んだものであります。

時は経ち大人になり、いろいろな日常の雑事に紛れ、『イース』を思い出すのはバーチャルコンソールで遊ぶ時くらい、という状態だったのですが、PSP版の『イースSEVEN』を友人の重信康先生に勧められてムクムクと『イース』熱が高まってきたところでこのお話をいただき、たいそう喜んでおります。よろしくお願いします。

小太刀右京のベスト・オブ・イース『イースSEVEN』

いや、これは本当にいろいろ考えたのです。それはもうTRPG版まで含めて(笑)。

しかし、『イースSEVEN』は鮮烈でした。思い描いていたイースの世界が眼前にあり、きちんと新しいアドルの冒険があり、それでいてやはり懐かしいものである、というのは、長く遠ざかっていた僕にとっては衝撃でした。素晴らしい力を持った作品と思います。是非。

イーストリビュートより
『紅の足跡』試し読み公開中!

試し読み

小太刀右京

小太刀右京

フォローする

作家、ゲームデザイナー。1979年4月1日生まれ。主に巨大ロボット関係のライティングを専門とし、『マクロス・フロンティア』『マクロス・ザ・ライド』『機動戦士ガンダムAGE』などのノベライズや外伝小説を担当。ゲームデザイナーとしては星海社『レッドドラゴン』のシステムデザインの他、時代劇RPG『天下繚乱』、クロスオーバーファンタジーRPG『異界戦記カオスフレアSC』などをデザイン。

イース セルセタの樹海公式サイトへ
那由多の軌跡公式サイトへ
ノベライズの”新地平” 4Gamer.net 特設サイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加