『マージナル・オペレーション』芝村裕吏 Illustration/しずまよしのり | 30歳のルーキー、戦場に立つ! ニートが選んだ新しい人生(オペレーション)は、年収600万円の傭兵稼業。新たな戦いの叙事詩(マーチ)は、ここからはじまる──。『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏、初の書き下ろし長編小説!

New 2012年09月04日(火) 掲載開始!

02 第一章 3

掲載期間
2012/09/04(火)〜

出版情報

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    30歳のニート・新田良太が選んだ新しい仕事は、傭兵だった──。『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る現代の神話、ここに開幕! 星海社・平林星海社・平林

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バックナンバー

あらすじ

30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社──つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。

モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは──? 

『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る、新たな戦いの叙事詩が、今はじまる!

キャラクター紹介

アラタ

アラタ

日本人。本作の主人公。ニートから民間警備会社のオペレーター、つまり傭兵となり、天性の記憶力を生かして軍事的才能を開花させてゆく。傭兵の世界では、少年兵少女兵を使う天才的指揮官として「子供使い」の異名を取る。

ジブリール

ジブリール

タジキスタン人。天使の名を持つ少女。兵士として民間警備会社に差出されていた。アラタを慕い、行動を共にする。ソフィアを苦手としている。

オマル

オマル

アフリカ系アメリカ人。アラタの元同僚であり、捕虜生活を経て後も行動を共にする。熟練の兵士であり、信頼できる友人でもある。

ソフィア

ソフィア

アメリカ人。エルフに憧れて耳を整形、景気が悪くなりそのローンが払えなくなったことで民間警備会社に入る。会社の体質を「マチズモ」と批判し、アラタに一方的に思いを寄せるなど、思考も行動も破天荒。

ランソン

ランソン

アメリカ人。元グリーンベレーで、民間軍事会社でのアラタの上司。ソフィア曰く「マチズモの権化」。アラタの軍事的才能をいち早く見抜いた人物でもある。

作者紹介

著者 芝村裕吏

ゲームデザイナー。 『ガンパレード・マーチ』、『絢爛舞踏祭』、『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから「芝村ゲー」と呼ばれ、熱狂的なファンを獲得している。近年は漫画原作も数多く手がける。本作が初の書き下ろし長編小説となる。

Illustration しずまよしのり

イラストレーター。ゲーム会社勤務を経て、フリーのイラストレーターに。『放課後のロケッティア』(ガガガ文庫)、『沢木道楽堂怪奇録』(メディアワークス文庫)などの挿絵も手がけている。