ツイ4 『第131回 ツイ4新人賞座談会』 #0002

『第131回 ツイ4新人賞座談会』

キャラの見せ方と魅せ方について真剣トーク!

作品No.0002 煌めき憧れ 雨粒マン

作品No.0002「煌めき憧れ」雨粒マン

榎本 終盤の展開は驚かされました。もう少し妹の心の中でどのように自身を認めていくのかが伝わるようにすると良いと思いました。

岡村 終盤にちゃんと驚きを用意しているのは良いです。ただ、それが自然ではなく作為的に感じてしまったのが正直なところです。

前田 1枚目・2枚目のコマのぶち抜き、良いと思いました。4コママンガでのぶち抜きは編集者の間でも好き嫌いが分かれるポイントだと言われていますが、今回のものは私はグッと掴まれました。他方で、10枚という枚数の中で、意地悪なことを言われるシーンが8枚目というのはちょっとタイミングが遅いです。分量配分に気をつければ、もっとストーリーでやれることが増えるはずです!

岩間 姉妹(?)愛というテーマが素敵でした。特に8ページ目の情報開示には「おっ!」と驚かされましたし、主人公がお姉さんを慕う気持ちが真っ直ぐに伝わってくる温かいストーリーでした。さらには、冒頭でこの作品の「特別感」を演出して読者の心をグッと掴む工夫をしてみてください。表情だけでなくカメラの角度の変化や背景を丁寧に描き込むことで、今どこで何が起きているのかがより視覚的に伝わるようになります。文字に頼りすぎず、仕草や周囲の状況といった「絵」で感情を表現できるようにすると、漫画としての深みがさらに増していくはずです。