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テーマ 最高に“怖い”話

レギュラーセレクター 曜日

怖い…って、色々な定義があると思うのですが、まずは直球で、わたしの好みの「怖い話」です。怖い、に好みがあるの? とお思いの方もいらっしゃいますでしょうが、あります。わたしはある一定の「怖さ」が好きです。「怖くて良い〜〜」ってつい言ってしまう。人生が林檎だとしたら、毒のない林檎は甘いだけだもん。

まもるくん谷山浩子

怖い話というか、怖い詩です。谷山浩子さんの詩ってどれも「ちょっとこわい」んです。のほほんとした曲調とタイトルに反して、歌詞がものすごくこわい。お膳立ての無いこわさ。是非きいてみて下さい。きっと「まもるくん」って、ナニ…?って、言うと思いますよ。ただ、その答えを聞くことさえも、なんだか、こわいんですよね。

ひとりかくれんぼTAKAKO

これは、わたしがヒトからきいて怖くて眠れなくなった、いわゆる「怖い話」系。ネットで話題になったそうなので、ご存知の方は多いかもしれません。恐怖の中に好奇心が勝る瞬間が、あるのよー。ただの暗がりや、ぬいぐるみを、時に「怖い」と感じるのはヒトだけでしょう? ってことは…その思考を持つヒトこそが怖い存在だと思わされるのです。

風が吹くときジミー・T・ムラカミ

これだけは、わたしの好みとはちがう「怖い」話。あれは小学三年の頃、当時通っていた児童館でこれを観ました。それから忘れられません。

釣巻 和さん

87年生まれ。漫画家。代表作に『童話迷宮』『くおんの森』『水面座高校文化祭』などがある。2010年11月に坂本真綾の満月朗読館・第三夜『ベッドタイム・ストーリー』(著・乙一)にイラストを寄せ、その繊細な絵筆によって多くの視聴者を魅了した。

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