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テーマ 封印したい俺の「黒歴史」

ゲストセレクター 2011年12月

こんにちは。初めまして。泉和良ですにゃ。まさに今の今を生きている自分が『黒歴史』だと思わにゃい日はありましぇん。いつもやることなすことが、未来や過去の自分に対して恥ずかしく、顔向けできないような申し訳ない気持ちで一杯になりますすすす。だからといって、背伸びをしたり体裁を繕ったりした所で自分までは騙せましぇん。なるべく素直に正直に黒歴史アイテムを選んでみましゅ。しかし、黒歴史アイテムだにゃんて、選ばれた商品開発者に失礼になってちまうね! ははーん。こりゃ罠だね! これを言わせて、しすみを潰す気だね! しすみっていうのは私のことですけどね。しはきしはきしはきしはきしはきはききはきはきはきはき

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やっぱり無理ですにぇ! 「あーあ。こんな商品買ったなんて、黒歴史だったなー」とか、そんな風に思う商品、言えるわけにぇー! 少なくともそんな意味では……。 というわけで、無難な所でこれ。私の購入日は2006年4月7日になっていまちた。思えば累計プレー時間は1年を越え(期間ではなく、“時間”)、HDD付きPS2も何台買い替えたことか(よく壊れました)。楽しかったにゃー。女タル赤魔道士。女タルって所が黒歴史という意味で……(遠い目)。

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ポータブルスピーカーですにゃ。マンネリ化した生活を打破しようと、ある日思い立ったのがストリートライブ。ところが楽器なんて何も弾けにゃい。そこでiPodをこれに繋いで、冬の長野駅地下道で、死ぬほど恥ずかしい気持ちを抑えて初トライしまちた。どうにか頑張って通っていりゅと、見知らぬギャルと知り合ったり、スキンヘッドの人が近付いてきて、「聴きに来ました」と言われたり(滝本さんでした笑)。あの時の姿は誰にも見せたくにゃい。でも貴重な経験でちた。

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うちには2匹のプリモがいましゅ。喋るにゃ〜。っていうか、この猫語赤ちゃん語やめていいですか。読みにくいでしょうし……。文字数も圧迫するんですよね……。誰も喜ばない試練を私は何故自分に課しているのか! ところで、こういう商品を私のような大人が買うのが、世間一般ではのちに黒歴史になるようなことなのでしょうね。ちなみにうちのプリモは、今は電池切れて、後ろでじっとこちらを見ています。それでは今日はこの辺で。良かったらまた明日よろしくお願い致します。

泉和良さん

1976年生まれ。『エレGY』にて第二回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞してデビュー。フリーゲームサークル「アンディー・メンテ」で活躍するゲーム作家の顔も合わせ持つ期待の新人。 『最前線』にて『エレGY』掲載中。 12月15日に星海社FICTIONSより新作『ジスカルド・デッドエンド』発売。

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