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テーマ いつもバッグに入れて持ち歩いている「ギア」

レギュラーセレクター 曜日

いつも大荷物をかかえて飛び回っているわりには、いったい何で大荷物になっているのかがさっぱりわからない。ゲラのせいだろうか。文庫本のせいだろうか。増殖を続けるアップル製品のせいだろうか。うーん、バッグの中の半分くらいはいらないものな気がしてきた。

iPadApple

編集者の打ち合わせ用アイテムとして、本当に便利!(ただし、3G回線は必須) なにしろ打ち合わせ中に、いつでも気になった物事をネットで検索することができる。しかも携帯やネットブックとは違って、打ち合わせの相手と「一緒に」画面を眺めることができる、この一体感! これが大事! これで勝てる!! あとは、この重ささえ何とかなってくれれば……。がんばれジョブズ!(AmazonではiPadが売られていないので、代わりにオススメの液晶保護フィルムをセレクト!)

iPhoneの充電キットプロテック

iPhoneの充電キットはいくつか買ってみたけれど、これがお勧め。なにしろ軽くてかさばらない。しかし、こういうアイテムの存在が一日も早く過去のものになってほしいなあ。超がんばれジョブズ!

iPod classicApple

僕のiTunesには130GBを超える音楽のデータがあるので(それでもまだまだ自分のライブラリの全部をリッピングしていない)、iPhoneもiPadも持っているけれど、大容量ハードディスク搭載のclassicをずっと使い続けている。人生で何らかの意味を持った音楽を“すべて”持ち歩くことができるなんて、なんてすばらしい時代になったんだろう。ありがとうジョブズ!

MDR-EX700SLソニー

SONYのイアフォン。カナル型は苦手だったんだけれど、作家の滝本竜彦さんに薦められて導入してみた。それまではヘッドフォンを持ち歩いていたのだけれど、とにかく軽いのがいいですね。でも、やっぱりヘッドフォン派だな、僕は……。このイアフォン、音質はすばらしいです。ソニーらしいとてもクリアな音なんだ。

Moleskine

僕にとって、「Moleskine」はまさに「ギア」。ただしMoleskineのふつうの用紙バージョンだと僕の筆圧ではインクの裏移りがひどいので、厚めの紙でできたスケッチブックバージョンを使っています。Moleskineは「ノート」としてはお値段がちょっと高いんだけど、「人生の記録用紙」だと考えると、リーズナブル。

太田克史さん

72年生まれ。編集者。95年講談社入社。03年に闘うイラストーリー・ノベルスマガジン『ファウスト』を創刊。舞城王太郎、佐藤友哉、西尾維新らをデビュー当時から担当する。10年、未来の出版社を目指し星海社を設立。代表取締役副社長に就任する。

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