もう言葉にできないくらい好きです。多分、この漫画読んでなかったら、わたし漫画家になってないんじゃないかと思います。少なくとも、こんなに漫画を描いてなかったと思います。ひとつの漫画にこんなにのめりこんだのははじめてで、寝ても覚めてもH×Hのことを考えてました。そうです。わたしはこれでオタクに目覚めました。まわりに漫画を描く友達は誰もいなかった当時、どうしてもH×Hの話をする友達がほしくて、同学年で絵がうまくって漫画が好きと評判の子を見つけ、意を決して話しかけたのを覚えてます。そして、「キルアって超かっこいいよね！」で意気投合…以来友人です。今ではその子も漫画家になっちゃったの。人生って面白いなあと思います。

で、すっかり冨樫義博先生にハマってしまったわたしは、幽遊白書も少ないお小遣いでこつこつ購入、レベルEにも手を出しました。そのころ、少女漫画以外も色々と読めるようになったわたしがハマっていたのは「TO-Y」「変」「龍-RON-（ロン）」「多重人格探偵サイコ」「GOGOモンスター」…どうしてこうなったのか自分でもわかりません。五割、父の趣味のせいだ。でもそんなおいらがレベルEにときめかないはず、ないでしょう！！頭を金槌で殴られたような気分でしたヨ。夢物語が好きだったわたしにとってレベルEって、SFであり…最高のファンタジーだったんです。

もともと封神演義は大好きで読んでいました。お友達にもファンがいっぱいいて、朝にはアニメもやっていて。けれどもわたしはやっぱりこれ…！藤崎竜先生の短編集は、どれもなんだか、他のジャンプの漫画より、ちょっと背伸びをして読むような気持ちの漫画だったんです。今読んでみても、その感覚は変わりません。もしかしたら一生、背伸びをさせてくれる漫画なのかもしれないです。

わたしたちの世代で、このアニメのOP曲を知らない人ってあんまりいないのです。すごいよね。本当のことを言えば、もともと弟の方が大ファンで、うすた京介先生のコミックスは我が家に全巻透明なカバー付き（弟の嗜好）で揃っています。中学生の頃、夜中眠れないときに全巻通して読んでしまったことがあり、それ以来眠れぬ夜の救世主です。すっごく悲しい気持ちで漫画を開いたのに、全巻読み終わったときメッチャ笑顔になってました。個人的に合い言葉は、モキュ〜。

今思ってみたら、初めて読んだジャンプコミックスは多分これでした。それかぬ〜べ〜。なんでかっていうと、児童館にあったんです。わたしは両親共働きだったので、学校の後は児童館に通ってました。そこでは漫画が置いてあるのですが、あんまりラインナップの変動がないので、同じものを何度も読むことになるんですよね。だからこれも何度も読みました。少女漫画はあらかた読んでしまったころ、表紙にきれいなお姉さんがいたので手に取って…いやーそれが面白かった！こういうチョット怖い話が大好きです。子どもの頃、りぼんやなかよしの付録についてるホラー漫画も楽しみにしていましたが、これはそれよりも、もっと…「ありそう」でしたから！