ツイ4 『第122回 ツイ4新人賞座談会』 #0006

『第122回 ツイ4新人賞座談会』

ファンタジーもラブコメも飛び出す122回!

作品No.0006 じみなつ なみの

作品No.0006「じみなつ」なみの

栗田 ごちゃ混ぜ感があってキャラも4コマ10本にしては多かったですが、そうした要素が気にならずに楽しく読むことができました。帰宅部でインターハイ常連校、気になります。

岡村 何の漫画かよくわからないですし、話の最後も締まっていません。ただそれでも投稿者の方の演出力とコメディセンスでおもしろく読めました。わかりやすくおもしろい漫画にも、もしよかったらチャレンジしてみてほしいです。

岩間 次々に登場する楽しいキャラクターたちが魅力的で、読んでいてワクワク感のある作品でした。目立ちたくないと言いつつ、結果的に忍者のような動きをしてしまう主人公のギャップには思わず笑ってしまいました。一方で、10本目まで読んでやや途中で途切れてしまったような印象が残る点は、今後の課題かと思います。

片倉 地味にいたいのに目立ってしまうという設定は面白いですね。主人公だけでなくサブキャラにも個性を出してキャラを立たせてあげるともっとよくなるはずです。

太田 とにかく勢いはいいですね。そこだけで持たせてしまえるのはある種の才能だと思います。なので今度は才能以外の部分を意識しながら描いてみるのはいかがでしょうか? 立ち止まりながら描いてみる感じです。

前田 目立たないようにしてたら才能が見出されてしまう、という定番をしっかり描いていただいて、いいですねー! そのキャラ設定で大ヒットした有名な作品としては、小林立さん『咲-Saki-』が挙げられるでしょうか。ただ定番だからこそ、うーん!あともうひとひねりを期待させていただきたいです!