作品No.0001 BとL からすま 他の4コマも読む 丸茂 主人公が作家本人であることを伏せてヒロインと接している説明にストーリーが終始してしまったような。まずキャラに愛着を持たせるストーリーが必要だったと思います。 岡村 「創作もの+秘密持ち」という設定は好きなので、読んでいて楽しかったです。ヒロインの表情が豊かなのもいいですね。設定を詰め込んでいるので、しっかり読まないと「これどういうこと?」と思う箇所があり、情報の見せ方に整理が必要だと思います。この作品に限らずですが、うまく引き算して読みやすくすることを意識してもらえると嬉しいです。 林 同人文化を描くなら、もっと濃い部分を抽出してほしかったです。フィクショナルな人間関係を描くなら、舞台はせめて現実的に描いた方が説得力が増すと思います。 石川 同人、“ナマモノ”、女装……と料理の難しい題材を掛け合わせているけれども、それによって魅力が強まるというよりも、リアリティが薄まってしまう印象を受けました。またヒロインは、言葉を選ばずに言えば自分の力ではなにもしていないので、本来は「まっすぐな子」という美点のはずが「図々しい子」と受け取られかねないと思いました。読者にキャラをどう思ってほしいか、から逆算してストーリーを組み立ててみると、よりよくなると思います。
丸茂 主人公が作家本人であることを伏せてヒロインと接している説明にストーリーが終始してしまったような。まずキャラに愛着を持たせるストーリーが必要だったと思います。
岡村 「創作もの+秘密持ち」という設定は好きなので、読んでいて楽しかったです。ヒロインの表情が豊かなのもいいですね。設定を詰め込んでいるので、しっかり読まないと「これどういうこと?」と思う箇所があり、情報の見せ方に整理が必要だと思います。この作品に限らずですが、うまく引き算して読みやすくすることを意識してもらえると嬉しいです。
林 同人文化を描くなら、もっと濃い部分を抽出してほしかったです。フィクショナルな人間関係を描くなら、舞台はせめて現実的に描いた方が説得力が増すと思います。
石川 同人、“ナマモノ”、女装……と料理の難しい題材を掛け合わせているけれども、それによって魅力が強まるというよりも、リアリティが薄まってしまう印象を受けました。またヒロインは、言葉を選ばずに言えば自分の力ではなにもしていないので、本来は「まっすぐな子」という美点のはずが「図々しい子」と受け取られかねないと思いました。読者にキャラをどう思ってほしいか、から逆算してストーリーを組み立ててみると、よりよくなると思います。