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カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:夜の最前線

2月の見本と可愛い菌の話

2月2日に発表を予定していた星海社FICTIONS新人賞の結果なのですが、編集部都合で少し遅れております。

来週中には何かしら告知できると思いますので、今しばらくお待ち頂ければ幸いです。

 

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さて、今日は2月刊の見本日!

Fate/Zero 2』と『ひぐらし 鬼隠し(下)』がそれぞれ編集部に届きました。

mihon.jpeg

 

こんな感じで15冊にまとめられて送られてきます。

『ファウスト』ぐらいでかくなると5冊ぐらいでひとまとめになるようです。いずれ見る事になるでしょう…。

 

来週9日はいよいよ2月刊の発売日。

『ひぐらし』も『Fate/Zero』もよろしくお願いします!

 

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緑萌さんが歴史の話をするので僕は化学の話でもするかと久しぶりに昔の研究の写真をあさってたら大腸菌(E.coli)のシャーレの写真が出てきました。

 

e_coli.png

 

説明するのが面倒なので昔の研究の話を聞かれると「大腸菌の研究をしてました」とか適当なことを言っていたのですが、正確に言うと「抗菌活性の発現におけるポリマーアーキテクチャの寄与」についての研究に従事していまして、手ずから合成した高分子化合物で菌を殺す研究をやっていました。

 

超乱暴にいうと抗生物質に代わる新しい薬(になる可能性のある物質)の研究を行っていたわけです。

抗生物質ばかり飲んでいると、いつの間にか菌が進化して効かなくなってしまうので、抗生物質に代わる新しい抗菌剤が必要になってきているのですね。

 

なので日々37度のインキュベータで培養した大腸菌を小分けして殺していましたので、『もやしもん』とか見てると妙な気持ちになりますね…w 培養にしくじると別の菌まで混じってしまって(コンタミネーション)実験に使えなくなってしまうので、沢木みたいに目で菌が見えたら本当に便利だったと思いますが、実験をしているとよく分からない菌がどこにでもいるのが見えなくてもわかるので、抗菌ボールペンとかマジ無意味だわーとか思ってました。

ちなみに実験のスケジュールは基本大腸菌のリズムに合わせないといけないので、夜中に仕込んで翌日作業、というのがしばしば。大腸菌にこき使われる僕…。

 

結局途中で大学院を辞めてきてしまったので、指針は立ったけど論文にはできるような結果は得られませんでした。ただ、なかなか面白い経験だったように思います。

SFの担当とかするときに活かせるといいんだけどなぁ…w



本文はここまでです。