編集部ブログ昼の最前線
好きなパンダはレッサーパンダ!
割と本気で好きなので、自宅にはぬいぐるみとかもあるんだけど、引かないでね><
というわけこんばんは、アシスタントエディター・平林です。
このブログでもたびたび歴史オタクであることをアピールしてきた僕であり、「誰に向けてアピールしてんねん」「歴史と地理は興味ないんです」「むしろ女性読者的には、その辺にこだわりのある男は減点対象」というご意見も多かろうことは理性としては判断できるのですが、でもやっぱり歴史が好きであり、今日も歴史のことを書きます。
ごめんなさいね(まったく悪いと思ってないけど)。
さて、というわけでこの数日、日本古代史関係の本を読みあさっています。
普段からちょくちょくは古代史関係の本も読むんですが、本籍地である中国関係のものや戦国時代関連のものに比べればやっぱり少ない。読むとしても割と文化史的なものが多かった訳です。
そのきっかけになったのがこちらの書籍。
山岸氏による第一部では考古学的な知見を元に、当時の生活や戦の模様が復元されていくのですが、弥生人の進出とそれに対抗する縄文人との戦いは非常に興味深かったです。
使用武器の細かな相違から、生活様式の違いによる体格や膂力の違いまで想定すると、こんなに豊かに(戦争だけど)想像出来るんだなとちょっと驚きました。
松尾氏による第二部もすごく面白い。特に白村江の戦いの部分は、「日本と中国が史上初めてぶつかった戦い」と当たり前だけど誰も言わないことをきちんと捉え直し、元寇や朝鮮出兵のようにイレギュラーなものではなく、両国にとって必然だったことを時間を遡りつつ説得的に述べる。壬申の乱における両陣営の戦略的な動きも面白い。
そんなこんなで、急に考古学・文献学両面で古代史の本を読みたくなって、出先の書店で買っては移動中に読んでおります。
「古代史ってなんか、冠位制に関するややこしくて益がなさそうな論争を永遠に続けたりして楽しいの? ヒマなの?」とか思っててすみませんでした。
これから心を入れ替えて勉強します。
そして、ここを読んでいる大部分の読者にとって興味の無い話題で申し訳ありません(まったく悪いと思ってないけど)。
今後も定期的にこういうことを書きますので、覚悟してくださいね☆