テーマ つぎに「引っ越し」したときにこれだけは買う
過去のレギュラーセレクター 山中 武
2011.08.17
家にはほぼ寝に帰るだけ、というような生活をしていることもあって、家なんて本が置けて布団が敷けて雨風さえしのげればまぁいいかぐらいに思っていたのですが、一ヶ月ほど暮らして気づいた致命的な欠陥がひとつ、湯船がないのです……。シャワーは使えるのですが、日本人として湯船がないのがこんなにも辛いとは思ってなかったですね。あと絶妙に狭いので、本も大量に処分した数ヶ月後には本棚からあふれかえるし、引っ越しは割と切実な夢です。編集部に風呂があったらたぶん住んでますねぇ。
ルンバiRobot
おそらく現在、人々にもっとも愛されている実在のロボットのひとつでしょう。それなりに片付いている部屋だと快適に掃除して自動的に巣(充電器)に戻っていくみたいなのですが、たまにどこかに引っかかったまま抜けられず、電池切れで沈黙していたりすることもあるそうで、ちょっと間抜けなところも愛せます。ちなみにルンバを買うことで一番変革されるのは、掃除にかかる時間よりも、ルンバが快適に仕事出来るように部屋を片付けるようになる自分自身だというのはもっぱらの噂。はっ、片付けグセのない人にプレゼントすれば……。
本棚
壁一面の本棚は昔から憧れていたのですが、今の部屋で壁一面に本棚を設置した場合、僕の居場所が大体なくなります。我が家が倉庫同然に……。ところで昔倉庫に住むことに憧れた事ってなかったですか? あの憧れも今思えば随分とイタい中二の夢ですね……。
ソファ
こちらも置き場が足りない筆頭アイテム。我が家は布団の上とOAチェアの上しか僕の居場所がないので、本を読むのに家の環境が向いてないのです。話は変わりますが、星海社のソファとは、7月7日の設立記者会見のあと早速夜を共にした仲です。今でもたまに寝てます。
SLB100 サイレントベースYAMAHA
こんな僕も昔はコントラバスなんて洒落たものを弾いていたことがあるのです。なので、個人的にはギターよりベース派。縁の下の力持ち的な発想がいかにも編集者でドヤッという気持ちになります。サイレントベースなら場所も取らず、アパート暮らしにももってこいなのですが、今の家が隣の部屋の電話の会話まで聞こえるような壁の薄さで、やはりこんなところでも引っ越しの必要性を感じます。
ハリネズミ
友達がハリネズミを飼い始めたのですが、その写真がたまらなく可愛いのでいつか飼いたいと思いをはせて幾星霜。うちの実家でかつてペンギンを飼うかどうかという議論が持ち上がったこともあり、血筋として珍しい動物への憧れがあるのかもしれません。ちなみに友人のハリネズミの名前は「トゲゾー」です。実に由緒正しい……。
本文はここまでです。