牢獄のセプテット 03
- 星海社FICTIONS
- 定価: 1,350円(税別)
- ISBN: 978-4-06-139948-8
- 発売日: 2016年09月15日
- サイズ: B6判
一九〇九年、元老・山縣有朋より超常の力”旋律”の謎を解くという密命を受け、相棒・元村アリサと共に閉鎖都市・バスティーユに潜入した探偵・碓氷玲人郎。
バスティーユを支配する"輝ける七人の為政者"の一人、リリィ・ブーランジェと同盟関係を結び、為政者たちの過半を降した玲人郎だったが、その過程で、かつて姉と慕った女性・外崎燈子の命を奪ってしまう。
癒やせぬ傷を負った玲人郎だったが、最後の決戦の時は刻々と近づいていた。バスティーユの背後にちらつく大国・ドイツの影、得体の知れぬ王……そして、共闘者・リリィに絡みつく敵の魔手──。
果たして、探偵の刃は"旋律"と閉鎖都市の謎に届くのか?
伊吹契x吟が奏でる絢爛の哀歌劇の、ついに終幕!
編集者コメント
最終巻にして、ついにリリィが表紙に登場! 超常の力をめぐる、もう一つの近代史、ここに完結。大丈夫、ハッピーエンドだよ! なお、各ヒロイン素敵でしたが、個人的にはやはりエリーくんさんが最の高でしたね?。
星海社・平林