牢獄のセプテット 02
- 星海社FICTIONS
- 定価: 1,350円(税別)
- ISBN: 978-4-06-139942-6
- 発売日: 2016年05月13日
- サイズ: B6判
一九〇九年。探偵・碓氷玲人郎は、元老・山縣有朋より超常の力“旋律”の謎を解くという密命を受け、相棒・元村アリサと共に閉鎖都市・バスティーユに潜入した。
バスティーユを支配する“輝ける七人の為政者”の一人、リリィ・ブーランジェと同盟関係を結び、激闘の末、為政者の一人・マルコを打倒した玲人郎たちは、いま一人の為政者・エリーを味方に引き入れることに成功した。
しかし、リリィはエリーが抱く、玲人郎への恋心を利用することを提案し、更には自らの宿痾を癒すためか、アリサの持つ“寛解の旋律”に尋常でない興味を示し始める……。果たして、彼女の真意は那辺にあるのか?
そして、次なる標的を追う過程で、突如として玲人郎の前に姿を現した父の敵・外崎燈子。異郷にて刃を交える姉弟の背後には、あまりにも愚かしい物語があった──。 伊吹契×吟が奏でる絢爛の哀歌劇、哀哭の第二幕!
編集者コメント
伊吹契×吟が贈る、歴史改変ファンタジー、第2巻の見所は……男の娘? というわけで、エリーくんさんが表紙に登場! 外崎燈子との因縁にも決着が……?!
星海社・平林