編集部ブログ夜の最前線

2018年6月15日 20:00

なぜ編集部ブログを毎日書くのか?書くことは想像すること

こんばんは!アシエディの有馬です。

この編集部ブログは平日の夜に毎日更新しています。とにかく、来年の6月まで(1年間)はしっかり更新していく予定です。今回の投稿で10回目となる編集部ブログ。今まで当て所なく更新をしていました。テーマも考えも特になく、誰の得にもならない文章と自分語りをしてしまっています。

しかし、ブログの更新が少しずつ楽しくなってきました。

先日公開した「校正・校閲のプロフェッショナル鴎来堂の仕事の流儀」というブログを先輩エディターの岡村さんが「僕も振り返ることができて、良いブログだったよ。」と声をかけてくれ、煩悩クリエイターとして活動している稲田ズイキさんという僧侶の方が「星野源の『Snow Men』はSEXと受精を歌っているという仮説」にコメントをくれました。

PV数自体は大した事ないのですが、こうやって読んで声をかけてくれる方がいることは本当に嬉しいことです。めちゃくちゃテンション上がります。今思い返せば、この2つの記事は読んでくれる人の姿を想像できていたと思います。校正・校閲についてのブログは、あまり校正・校閲についてインプットできずにいた同業者の方や、もう忘れてしまいそう・忘れてしまった方を想像できていました。(僕自身のことでもありますが。)星野源のブログについては、ただただ星野源に読んで欲しい!という気持ちで書きました。

おこがましいですが、ライターの古賀史健さんがnoteで書いた「手紙のように、ひそひそ話をするように。」でお話ししていることが少しは体感できたように思います。

「「原稿」と呼ばれるタイプの文章は、ともすれば「わしはこう思う」の羅列になりがちだ。もちろんそれも大切なことだけれど、根底にあるべきは「あなたに、伝えたい」という手紙的要素だとぼくは思っている。すべての文章はかたちを変えた手紙なのだとさえ、言ってしまいたいくらいだ。」
手紙のように、ひそひそ話をするように。より)

星野源のブログについては、完全に星野源への手紙(さらに言えばラブレター)のつもりで書いていました。これって編集者にとってもすごく大切なことのように思いました。読者の姿をより高解像度に想像できるということは、作品の制作にも作品を届ける時にも必ず役に立つことです。まだまだひよっこだからわからないのですが、これってすごく大切なことっぽい気がします。

なので、1年間ブログを続けていくことで、想像力を培っていきたいと思います。(やっと指針ができた!)

ただ、1年間毎日続いたことなんて僕の人生になにがあるのだろうか。特に思い浮かびません。とことん頑張らずに生活してきた人生でした...。平日毎日更新を1年間。5日間×52週。筋トレ的思考に置き換えれば、腹筋5回を52回繰り返せば、1年になります。なんかできそうな気がしてきました。(根拠のない自信)

ひとまず目標は1,000PV以上!想像力ムキムキになってみせる!!!