編集部ブログ夜の最前線

2017年2月 6日 18:35

男子学生寮へ行く

星海社で働くことが決まり、オフィスに歩いて通える場所に引っ越してから、ひと月ほどが経ちました、丸茂です……が。

 

実はぼくの引っ越しは未だ完了していませんでした。

大切なアイテムを、以前の住処に置いたままにしていたのです。

 

そのアイテムを取りに行くため、昨年まで居住していた調布市へと向かいました……。

 

 

着きました。

こちらを見ての通り、今までぼくはひとり暮らしではなく、学生寮で共同生活を送っていました。

 

ちなみに、玄関に刺さっている太い丸太はなにか……。

これは御柱です。

 

ぼくの地元には御柱祭という、七年に一度行なわれる奇祭がありまして、そのお祭りで使われた(?)柱の一部です。

この学生寮は、ぼくの出身地である長野県諏訪郡出身の大学生が住まう場所なので、象徴的にこの御柱が突き立っているんですね(ポケモンGOのスポットになっていました)。

先日はアダルトな文化に縁がないと言っておいて、実は御柱のモチーフは男根だったりするのですが……まあ、男子寮なので、ぴったりきているのかもしれません。

 

ちょっとなかをご案内すると……まず、こちらが食堂です。

冷蔵庫には、牛乳と納豆が常備されていますし、直前のご飯の余りが必ずあります(しかもお米は食べ放題!)。

 

そして、こちらがぼくのいた部屋。

学生それぞれに個室があり、ちゃんとプライベートがあります!

 

こちらが中庭。

祠には、よく白いデブ猫が寝てました。

 

大都会で飛躍するための上京の極意が記された星海社新書、長谷川高さんの『戦略的上京論』を読み返すと、流されて決めた住処だったので、今更ながら反省を強いられるところではあるのですが……風呂はでかいし、おいしいご飯が朝夕出るし、家賃も安い。

大学が遠いのが難点でしたが、同郷の集いとはいえ、いろんな大学に通うなかまがいる場所で生活できたのは、ひとり暮らしをするより、断然正解だったとしみじみ思います。

 

男子寮だから、そういう出会いはなかったけどね!

 

 

そして、件のアイテムを取りに駐輪場へ……そう、自転車です。

ぼくの気仙沼への旅路を支えてくれた、相棒と呼ぶべきあのママチャリを置いてきたままだったのです……いました!

ひさしぶり、待たせちまったな!

一緒に新居に向かおうぜ!……と跨ったのですが……あれ?

後輪が動かない……。

 

 

 

 

自転車屋さんに行ったところ、後輪が曲がっているとのことで、タイヤを交換するには、新しい自転車を買えるくらいのお金がかかるとのことでした。

……少し泣きました。