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持丸 線や色合い、構図にすごく気をつかってるのがわかります。細やかに２人の関係を描いた分だけテンポが悪くなった？　でもレディース４コマとも言うべき何か新しいものを読んだ気もしてます。この方はとても上手になったのではないでしょうか。

岩間 師匠のお姉さんと、弟子の中学生のやりとりに心があたたかくなりました。一方やや冗長に感じる部分もあります。セリフを整理することで、よりおもしろさが伝わりやすくなると思います。

丸茂 甥と叔母の親近感が会話の応酬からも演出されているのは良いと思います。叔母さんのかっこよさ、それに憧れる主人公の気持ちが、読者にももう一歩わかるものにしていただきたいです。

太田 セリフはたしかに冗長だと思います。それもあって全体的にふわっとした印象になってしまっている感じです。

磯邊 弟子入りという目的が序盤からはっきりしていることや、甥っ子に翻弄される流れ自体は良いと思います。ただ、虎光くんが目標としている「できる大人」である真衣の、クール加減（＝冷めてて厳しい？）が伝わりにくかった印象です。弟子入りを拒否しつつも、言葉に柔らかい印象があるので、後半の性格のギャップも感じにくかったように思います。

岡村 誰がどういう理由で何をする物語なのかが、しっかりわかるのはgoodです。一方、「驚き」が足りていない印象です。展開の驚き、キャラ同士の関係性の驚き、キャラの内面と外見のギャップの驚きなど、何かがほしいです。