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テーマ 「旅」のお供

過去のレギュラーセレクター

かつては自転車で北海道まで行ったこともある僕ですが、最近偉そうなことにめっきり忙しくなってしまった事もあって、気軽にどこかに行くということがやりづらくなってしまいました。たまに走り出したくなって自転車でふらりとどこかへ行ってしまうこともありますが、逃避型の中二病を今更発症しているのでしょうか……。一番最近は――といっても半年以上も前ですが、『Fate/Zero』1巻の校了日に、人生初の校了のお祝いをしようと星海社から築地まで自転車で行って寿司を食べました。ひとりで。徹夜明けだったので行きはハイテンションだったのですが、帰りがきつくて心を折りかけたのを覚えています。

iPhone 4Apple

小学生よりやや迷子になりやすい僕ですので、iPhoneのGoogleマップとGPS&電子コンパスには本当に助けられています。iPhoneを持つようになってから目的地までの乗り換えと地図については家を出て歩きながら調べるようになってしまいました。しかし先日iPhoneの地図を見ながら自信満々で逆方向に一駅歩いたこともありまして、油断ならない人生をおくっています。

エネループ モバイルブースター KBC-L2BSSANYO

個人的にはiPhoneユーザの必須アイテム。何時でも何処でもiPhoneを充電できる優れものです。数年前にひとつ買って愛用していたのですが、随分へたってしまって昨年2個目を買いました。これを常に携帯していることが周りに知れてしまっているので、編集部のiPhoneユーザからしばしば電源をねだられます。このほか3個口のコンセントタップ、コンセント型USB充電器、各種USBケーブル、Pocket WiFi、MacBook、MacBookの充電器、カメラの交換バッテリがほぼ常時鞄に入っています。言うまでもないことですが、僕の鞄、ものすごく重いです。

OLYMPUS PEN マイクロ一眼 E-P1

旅に出るならカメラを持たねば。というわけで愛用のカメラ、オリンパスのマイクロ一眼「PEN E-P1」をセレクト。まだ大学院に所属していたころ、このカメラを発売日に奨学金で力強く購入した馬鹿野郎が僕です。元々大学で写真部に所属していて、そのときに使用していたカメラがオリンパスの「OM-2N」「OM-4TiB」、そしてE-P1にその遺伝子が継がれることとなる、PENシリーズの「PEN EE‐2」でした。かつてOMシリーズ、PENシリーズ、XAシリーズを作り続けていた故・米谷美久さんの遺志が再び体現されたようなフォルム――この何処にでも持ち歩ける一眼は、僕のカメラに求める理想像そのものです。

ミニモーフ Mini Morph TMM-1TOPEAK

自転車旅にパンクはつきもの。随分以前ですが、自転車でフェリーに乗り込んだ際、段差でパンクさせてしまい、下船の時に気づいて慌てたことを思い出します。そのときは時間がなかったので自転車を持ち運ぶための輪行袋に突っ込んでバスに乗り込んだため、ひとまず事なきを得ましたが、できればその場で修理を済ませてしまいたいものです。TOPEAKのミニモーフは、こんななりで頼りなげな雰囲気を醸し出していますが、こいつに助けられた回数は両手の指でも数え切れないかも。

Amazon Kindle3

長旅に人が本を持ち運ぶようになったのはいつ頃からの習慣なのでしょう。かつてなら文庫本を選んでいたのかもしれませんが、今はKindleという便利なガジェットが存在しますので、たいていの場合Kindle一つでことは足りてしまいます。薄くて軽いため旅にも適し、青空文庫を大量に放り込むもよし、自炊した積ん読を持ち出すもよしと、便利な世の中になったことを実感します。ちなみに星海社には現在4台のKindleが存在しますが、わりとみんな飽きてしまったみたいで。新人賞の原稿を読むのにもかなり重宝しています。

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